...浮世ばなれのした衣の中に...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...何分、この男、長崎代官所で幅を利かせていたころから、目から鼻へ抜ける才智と、ころんでも只は起きぬ狡獪(こうかい)さとで鳴らした人間だけあって、現在は、浮世ばなれた、暢気(のんき)らしい日を送っていてもなかなかどうして、油断も隙もある男ではない...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...また好(い)いやうに解釈して浮世ばなれがしたとも云(い)ふであろ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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