例文・使い方一覧でみる「浮かれ」の意味


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...御酒(みき)にお浮かれになつて...   御酒にお浮かれになつての読み方
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」

...遊客の浮かれし處...   遊客の浮かれし處の読み方
大町桂月 「春の郊外」

...如何(いか)なる人もたちまち陽気に浮かれだして...   如何なる人もたちまち陽気に浮かれだしての読み方
丘浅次郎 「脳髄の進化」

...こういう浮かれた綽名には最早誰れも声を潜めねばならなかった...   こういう浮かれた綽名には最早誰れも声を潜めねばならなかったの読み方
「草藪」

...村のひとたちをひとりも見のがすことなく浮かれさせ橋を渡って森を通り抜けて...   村のひとたちをひとりも見のがすことなく浮かれさせ橋を渡って森を通り抜けての読み方
太宰治 「逆行」

...他の人が大拍手して浮かれているのを見ると...   他の人が大拍手して浮かれているのを見るとの読み方
太宰治 「惜別」

...私はあまりの好い天氣に浮かれたやうな心地になつて櫻のステッキを曳きながらぶらぶらと歩いていつた...   私はあまりの好い天氣に浮かれたやうな心地になつて櫻のステッキを曳きながらぶらぶらと歩いていつたの読み方
近松秋江 「箱根の山々」

...艫で誰れか浮かれ節をやり出したので皆が其方を見る...   艫で誰れか浮かれ節をやり出したので皆が其方を見るの読み方
寺田寅彦 「高知がえり」

...自分から浮かれだしてきて...   自分から浮かれだしてきての読み方
豊島与志雄 「天狗の鼻」

...其大切な兼次が浮かれ出したのだから非常な打撃であるといはねばならぬ...   其大切な兼次が浮かれ出したのだから非常な打撃であるといはねばならぬの読み方
長塚節 「芋掘り」

...月に浮かれたやうな心持で...   月に浮かれたやうな心持での読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...何でもそうだが当りに浮かれて拡げたまま...   何でもそうだが当りに浮かれて拡げたままの読み方
長谷川伸 「奇術考案業」

...ひとりで浮かれていたが...   ひとりで浮かれていたがの読み方
久生十蘭 「我が家の楽園」

...これを浮かれているというのであろう...   これを浮かれているというのであろうの読み方
本庄陸男 「石狩川」

...酒と色とに浮かれたいだけ浮かれられる...   酒と色とに浮かれたいだけ浮かれられるの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...……ナアンダ朝鮮(ヨボ)公か……コンナ処まで浮かれて来るなんて呑気な奴も在るもんだ...   ……ナアンダ朝鮮公か……コンナ処まで浮かれて来るなんて呑気な奴も在るもんだの読み方
夢野久作 「爆弾太平記」

...はかなくかぐわしい夢に浮かれる人々も亦...   はかなくかぐわしい夢に浮かれる人々も亦の読み方
夢野久作 「鼻の表現」

...浮かれておるのではないか...   浮かれておるのではないかの読み方
吉川英治 「牢獄の花嫁」

「浮かれ」の読みかた

「浮かれ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「浮かれ」

「浮かれ」の英語の意味


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