例文・使い方一覧でみる「浮かぬ顔」の意味
スポンサーリンク...彼女はいつも浮かぬ顔で話すので、何を考えているのか分からない... 
...母は私が好きなことをしても、浮かぬ顔で見ていることがある...
...言いたいことを言えなくて、彼女は浮かぬ顔でいた...
...何か隠し事があるのか、彼は浮かぬ顔で話した...
...昨日の会議で上司が浮かぬ顔で話していたので、心配になった...
...私達が部屋のすみに並んでぼんやり浮かぬ顔をしていると...
梅崎春生 「風宴」
...夫人は浮かぬ顔で...
江戸川乱歩 「悪霊」
...老紳士は浮かぬ顔をして...
薄田泣菫 「山雀」
...その夜の浮かぬ顔つきは目立った...
太宰治 「故郷」
...浮かぬ顔をしている...
太宰治 「新郎」
...やはり浮かぬ顔をしていた...
太宰治 「畜犬談」
...やはり浮かぬ顔して...
太宰治 「美少女」
...浮かぬ顔つきで生返辞をしたり...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...しかも浮かぬ顔をしている者は多い...
永井隆 「この子を残して」
...こんな真似をして嬉しがるようでは文学士の価値（ねうち）もめちゃめちゃだ」と高柳君は瞬時にしてまた元（もと）の浮かぬ顔にかえる...
夏目漱石 「野分」
...プロヴォンサルの伯とツールースの伯の和睦の会はあちらで誰れも知らぬものはないぞよ」「ふむそれが？」とウィリアムは浮かぬ顔である...
夏目漱石 「幻影の盾」
...ひどく浮かぬ顔をしていた...
火野葦平 「花と龍」
...あまり浮かぬ顔をしていた...
火野葦平 「花と龍」
...」「彼奴は始めツから浮かぬ顔をしてゐた...
牧野信一 「蝉」
...二人とも浮かぬ顔をして黙りこんでしまひました...
槇本楠郎 「文化村を襲つた子供」
...徳市はいよいよ浮かぬ顔で聞いた...
夢野久作 「黒白ストーリー」
...いつかも一度彼は書き物に夢中になっているとき、茶を飲もうとして傍のインキ壺を湯呑と間違えたことがあったが、今日の場合も千鶴子にいま来られては、浮かぬ顔が続き、さぞ冷淡に見えることも多かろうと案じられた...
横光利一 「旅愁」
...浮かぬ顔いろながら...
吉川英治 「新・水滸伝」
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