例文・使い方一覧でみる「浮」の意味


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...病人の蒼白い顏にフツ/\とぶ汗の玉を蚊帳越しに覗いて見る痛ましい夜もあらう...   病人の蒼白い顏にフツ/\と浮ぶ汗の玉を蚊帳越しに覗いて見る痛ましい夜もあらうの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」

...そしてまた再(ふたた)び(う)き上(あが)って来(き)ましたが...   そしてまた再び浮き上って来ましたがの読み方
ハンス・クリスチャン・アンデルゼン Hans Christian Andersen 菊池寛訳 「醜い家鴨の子」

...』私の質問に微笑をべた喬介は...   』私の質問に微笑を浮べた喬介はの読み方
大阪圭吉 「カンカン虫殺人事件」

...さながら熱にかされた如くしゃべりました...   さながら熱に浮かされた如くしゃべりましたの読み方
谷崎潤一郎 「痴人の愛」

...顔にんだ役人じみたもっともらしさがあるだけで別に注意すべきものは何もなかった...   顔に浮んだ役人じみたもっともらしさがあるだけで別に注意すべきものは何もなかったの読み方
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」

...彫刻的の明確さで影からき出してる眩(まばゆ)いばかりの楽句を...   彫刻的の明確さで影から浮き出してる眩いばかりの楽句をの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...ふたたび眼の前にかべた...   ふたたび眼の前に浮かべたの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...わたしは、乳母がこの態(てい)たらくを見て考えそうなことを、心にべました...   わたしは、乳母がこの態たらくを見て考えそうなことを、心に浮べましたの読み方
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」

...路地は其等の世絵に見る如く今も昔と変りなく細民の棲息する処...   路地は其等の浮世絵に見る如く今も昔と変りなく細民の棲息する処の読み方
永井荷風 「路地」

...必ずしも人をかすときまったもんじゃないんだから...   必ずしも人を浮かすときまったもんじゃないんだからの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...人通りの無い街をかれ歩いた...   人通りの無い街を浮かれ歩いたの読み方
中島敦 「狼疾記」

...意地の悪そうな――そのくせ滅法(めっぽう)魅力的な冷笑がぶのでした...   意地の悪そうな――そのくせ滅法魅力的な冷笑が浮ぶのでしたの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...そこで彼はきわめてばかげた光景を思いべてみるのだが...   そこで彼はきわめてばかげた光景を思い浮べてみるのだがの読み方
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」

...細君の顔と刑事課長の顔とが消えたりんだりする...   細君の顔と刑事課長の顔とが消えたり浮んだりするの読み方
平林初之輔 「犠牲者」

...小さないかだをかべる...   小さないかだを浮かべるの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」

...やさしい神々しいまじめさをかべている顔――かれの顔は...   やさしい神々しいまじめさを浮かべている顔――かれの顔はの読み方
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」

...都会の賑やかさが、暖かく、明るく、媚びられるように、胸にかぶ...   都会の賑やかさが、暖かく、明るく、媚びられるように、胸に浮かぶの読み方
水野葉舟 「帰途」

...少し離れては三保の松原がさながら天の橋立の形にんでいる...   少し離れては三保の松原がさながら天の橋立の形に浮んでいるの読み方
若山牧水 「みなかみ紀行」

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