...兩足は宙に浮いたまゝになつてゐてその苦しさは一通ではなかつた...
有島武郎 「子供の世界」
...この伝説によると『自然の貞淑な娘』であるところのイルマタール(Ilmatar)が蒼い空間の中に浮び漂うていた...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...それで少し浮き浮きしていたというところもあったのでしょう...
太宰治 「風の便り」
...僕は卑屈なあいそ笑いを浮べて...
太宰治 「雀」
......
種田山頭火 「行乞記」
...諸外國では傷病兵慰問、結核絶滅、缺食兒童等のためにまで、隨時發行せられて好成績をあげてゐる)を我國に應用して、まづ癩病根絶費に充てることに思ひつき、それ以來、大熱心にその研究をした末、父の友内ヶ崎代議士を煩はして、一昨年慈善切手發行の建議案を、第六十四帝國議會に提出して頂き、遂に三月二十五日の委員會では、滿場一致これを可決し、牧野政府委員は、『まことに結構な提案でありまして、我國でも、なるべく早く具體化するやう努力したい云々』と言はれたとの速記録を、死の半年前病床で得たときの、踊り上らんばかりの喜び――そのときの愛兒の姿が、忽ち眼前に浮び、またそれに續いて、常々彼が此問題について言つた言葉が、切れ/″\に私の心にひびく...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...もう長い間そういう思い出が浮んできたことはかつてなかったのだから...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...渦巻の浮彫をした甕(かめ)形の王宮にはほうぼうに入口があり...
中勘助 「島守」
...そこでは浮泥量はほとんどないことが知られた...
中谷宇吉郎 「亡び行く国土」
...するとまた日本の社会のありさまが目に浮んでたのもしくない情けないような心持になる...
夏目漱石 「倫敦消息」
...彼の頭に浮かんだ...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...それから昔讀んだことのある彼の短篇のすつかり忘れてゐた筋までをまざまざと思ひ浮べたくらゐだつた...
堀辰雄 「「文藝林泉」讀後」
...波一つない緑ガラスのような狭い海面に浮かんでおり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...僕は最後に今一度此女の嬌態と美貌とを思ひ浮べるのが愉快なのである...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「不可説」
...彼等は無言の裡に満腔の涙をその鼻の表現に浮き上らせて...
夢野久作 「鼻の表現」
...また好(い)いやうに解釈して浮世ばなれがしたとも云(い)ふであろ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...あはれまた目にこそ浮べ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...この天空に浮び出てゐる壯美は...
吉江喬松 「山岳美觀」
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