...「浪華節」で有名な、大阪を指す...
...「浪華橋」は、大阪市中央区にある橋...
...「浪華車」は、駅伝競走で走る選手が使うバトンのこと...
...「浪華町」は、韓国のソウル特別市鍾路区にある地区名...
...余十八九歳の頃片山再び浪華(なには)に下り...
芥川龍之介 「僻見」
...前田は摂津の浪華であるかも知れぬと思い...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...浪華・長崎・金谷の港を經て日本海を船で...
竹久夢二 「砂がき」
...楽遊(らくゆう)や奈良丸(ならまる)の浪華節(なにわぶし)に聴惚(ききほ)れているかと思うと...
徳田秋声 「あらくれ」
...六十年の前に人の物せる「浪華の風」といふ一書...
内藤湖南 「寧樂」
...太閤の浪華の夢は...
直木三十五 「大阪を歩く」
...してその中山卿のお附であった池、枚岡、大沢の三人も加わってよ、浪華へ着くと、同藩の仲間や諸藩の脱走が走(は)せ加わったから、兵を二手に分け、一手は船で山崎から、一手は陸を伏見へのぼって行った...
中里介山 「大菩薩峠」
...いかにも遠い日の浪華の世相が考えさせられる……...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...浪華雀の噂はひとときはかまびすしく毀誉囂々(きよごうごう)となったけれども...
正岡容 「わが寄席青春録」
...(中略)抵于浪華...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...二世瑞仙晋撰の行状に「後君厭浪華市井之囂塵...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...(浪華(なにわ)百事談)羽前狩川(かりかわ)の冷岩寺(れいがんじ)の前には...
柳田國男 「日本の伝説」
...浪華(なにわ)から中国へかけての新田には中世まで白帆の船の走っていたところが多い...
柳田国男 「雪国の春」
...奉天駅から放射状に浪華平安の二大街を貫通し...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...浪華の地のそうなる機が...
吉川英治 「新書太閤記」
...浪華(なにわ)では曾根崎...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...浪華から四国への船便に...
吉川英治 「平の将門」
...旅人をのせて浪華(なにわ)へ通う舟もある...
吉川英治 「源頼朝」
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