...永く後世をして転た浩嘆せしめる...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...共に生きてゆくわけにはゆきませんか」駒井が浩嘆(こうたん)すると白雲が...
中里介山 「大菩薩峠」
...そこで思いもかけぬ福岡の健児社の少年連が無法にも投獄拷問されているという事実を風聞すると天を仰いで浩嘆(こうたん)した...
夢野久作 「近世快人伝」
...天にむかって浩嘆(こうたん)した...
吉川英治 「大岡越前」
...義貞は浩嘆(こうたん)して...
吉川英治 「私本太平記」
...古典にみえる浩嘆(こうたん)であるが――この炎をうしろに...
吉川英治 「私本太平記」
...人の世の流転邂逅(るてんかいこう)の奇に浩嘆(こうたん)を発するのだった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ああ……と浩嘆(こうたん)してやまなかったが...
吉川英治 「新・水滸伝」
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