...・浦波おだやかなてんぐさ干しひろげ右も左も網干してある花のちる道を・春の山からころころ石ころ・大魚籠(ビク)はからつぽな春風・歩きつづけて荒波に足を洗はせてまた・春風の声張りあげて何でも十銭花ぐもりの...
種田山頭火 「旅日記」
...九州第一といわれている久留米の松浦波四郎のために...
中里介山 「大菩薩峠」
...久留米藩の松浦波四郎は...
中里介山 「大菩薩峠」
...恋ひわびて泣く音(ね)に紛(まが)ふ浦波は思ふ方より風や吹くらんと歌っていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...心ありてひくての綱のたゆたはば打ち過ぎましや須磨の浦波漁村の海人(あま)になってしまうとは思わなかったことです...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...うち捨てて立つも悲しき浦波の名残(なごり)いかにと思ひやるかな返事...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...草若みひたちの海のいかが崎(さき)いかで相見む田子の浦波大川水の(みよし野の大川水のゆほびかに思ふものゆゑ浪(なみ)の立つらん)青い色紙一重ねに漢字がちに書かれてあった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...春の浦波のような箒目(ほうきめ)を描いている...
吉川英治 「私本太平記」
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