...敏感な情報が流竄された可能性がある...
...彼は流竄したメールを謝罪の言葉と共に送った...
...次々と流竄されるニュースに驚いた...
...会議中に流竄した情報が問題になっている...
...その事件に関する真相が流竄している...
...益(やう)も無き流竄(るざん)の日に白鳥はたゞ侮蔑の衣(きぬ)を纏(まと)ふ...
ステファンヌ・マラルメ Stephane Mallarme 上田敏訳 「白鳥」
...かかる屑の屑なる国への追放と流竄(るざん)のほかの何物にも値せざりしを知るとき...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...明和八年(千七百七十一年)露国西比利亜(シベリア)の流竄(りゅうざん)者...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...文化十二年諸国相謀(はか)りてポナパルテを擒(とりこ)にして流竄(りゅうざん)し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...彼が遠くへ流竄(りゅうざん)の身となった今となって...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼が五年間の流竄の生活中...
豊島与志雄 「ナポレオンの遺書」
...その上流竄地(りゅうざんち)をS島よりも更に南方遥か隔たったT島に変更することに決めたためである...
中島敦 「環礁」
...その上流竄地をS島よりも更に南方遙か隔たつたT島に變更することに決めたためである...
中島敦 「環礁」
...流竄者(りゅうざんしゃ)は家族の帯同を許されず...
中島敦 「光と風と夢」
...(流竄(りゅうざん)...
原民喜 「苦しく美しき夏」
...ああてて流竄(りゅうざん)のうきめを見る必要はないではないか...
本庄陸男 「石狩川」
...流竄(りゅうざん)...
吉川英治 「私本太平記」
...およそ以前は、後醍醐の朝(ちょう)に、ひとつであった公卿すべてが、流竄(るざん)、断罪に処せられぬはない中で、どうしてか彼だけは、新しい光厳帝にまみえ、花園院にも出入りして、洒(しゃ)ア洒アと、こう生きながらえていたのである...
吉川英治 「私本太平記」
...擾乱(じょうらん)のあとでは公卿も斬られ天皇さえ流竄(るざん)の例を往々(おうおう)にしてみてきたが...
吉川英治 「私本太平記」
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