例文・使い方一覧でみる「流眄」の意味


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...流眄(ながしめ)に一寸(ちょっと)見て...   流眄に一寸見ての読み方
泉鏡花 「浮舟」

...横顔で亭主を流眄(ながしめ)...   横顔で亭主を流眄の読み方
泉鏡花 「歌行燈」

...流眄(しりめづかい)をするのであった...   流眄をするのであったの読み方
泉鏡花 「婦系図」

...今は流眄(しりめづかい)もしなくなったので...   今は流眄もしなくなったのでの読み方
泉鏡花 「婦系図」

...」と莞爾(にっこり)した流眄(ながしめ)の媚(なまめ)かしさ...   」と莞爾した流眄の媚かしさの読み方
泉鏡花 「婦系図」

...黙って流眄(ながしめ)に見ていたが...   黙って流眄に見ていたがの読み方
泉鏡花 「婦系図」

...繰り返し繰り返し流眄(ながしめ)を使っているのであった...   繰り返し繰り返し流眄を使っているのであったの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...彼女の方へはチラリとそっけない流眄(ながしめ)を与えたきりで...   彼女の方へはチラリとそっけない流眄を与えたきりでの読み方
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」

...彼女の方へはチラリとそつけない流眄(ながしめ)を与へたきりで...   彼女の方へはチラリとそつけない流眄を与へたきりでの読み方
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」

...物を見る目はおのずから流眄(ながしめ)になって...   物を見る目はおのずから流眄になっての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...人を馬鹿におしでない」縁にいる陶の方へ流眄(ながしめ)をつかいながら...   人を馬鹿におしでない」縁にいる陶の方へ流眄をつかいながらの読み方
久生十蘭 「湖畔」

...俺だって油断が出来ないからね」といって乱痴気騒ぎの方に流眄(ながしめ)をしながら...   俺だって油断が出来ないからね」といって乱痴気騒ぎの方に流眄をしながらの読み方
久生十蘭 「魔都」

...部屋の中のがらくたをチラと流眄(ながしめ)で見たが...   部屋の中のがらくたをチラと流眄で見たがの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」

...不気味な流眄(ながしめ)をしてゐる両の眼からは...   不気味な流眄をしてゐる両の眼からはの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」

...流眄(ながしめ)を送って...   流眄を送っての読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...ひろ子へ流眄(ながしめ)を使った...   ひろ子へ流眄を使ったの読み方
宮本百合子 「高台寺」

...呆気にとられて流眄(ながしめ)に見ている! ゴーゴリおお露西亜よ汝は飛ぶ...   呆気にとられて流眄に見ている! ゴーゴリおお露西亜よ汝は飛ぶの読み方
百田宗治 「露西亜よ汝は飛ぶ」

...己の懐に抱かれていながら隣の男を流眄(ながしめ)に見る女か...   己の懐に抱かれていながら隣の男を流眄に見る女かの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

「流眄」の読みかた

「流眄」の書き方・書き順

いろんなフォントで「流眄」


ランダム例文:
   水先案内人   小段  

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