...流れ矢に射通された...
芥川龍之介 「偸盗」
...或いは何かのはずみの流れ矢か...
中里介山 「大菩薩峠」
...事が全く予期しなかった流れ矢一筋から来ているだけに...
中里介山 「大菩薩峠」
...家従の射た流れ矢が身辺をかすったらしい...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...物陰にかくれて流れ矢になどあたったらよい物笑い...
吉川英治 「三国志」
...流れ矢にあたったものか...
吉川英治 「三国志」
...ついに瀬田と守山のあいだの野路(のじ)附近で野伏の流れ矢にあたって...
吉川英治 「私本太平記」
...もし流れ矢などに触れ給うてはなりません...
吉川英治 「私本太平記」
...一本の流れ矢がつき刺さっていた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...流れ矢が飛んできたりしたため...
吉川英治 「神州天馬侠」
...はやくここへおいでなさいまし」「はてな?」流れ矢があぶないので...
吉川英治 「神州天馬侠」
...流れ矢であったかもしれない...
吉川英治 「新書太閤記」
...左大臣頼長は流れ矢に斃(たお)れ...
吉川英治 「随筆 新平家」
...路傍の木蔭へ、流れ矢を避け、さも、疲れきったように、馬の背で吐息(といき)をついた...
吉川英治 「平の将門」
...昨日かきょうの流れ矢であろうと思われる...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...あんな所に」「何をお見つけなさりました」「わしが昨日(きのう)射(い)た流れ矢の先がチラと見える」という声を聞いて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...敵の流れ矢に中(あた)って薨(こう)ぜられてしまわれた...
吉川英治 「源頼朝」
...塀のなかへ飛びこんで来た流れ矢にちがいなかった...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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