...二本の短剣は空中に切りむすび、いなずまのようにギラギラときらめき、男体、女体ともに、額にも、ほおにも、肩にも、腕にも、乳ぶさにも、腹にも、背にも、腰にも、しりにも、ももにも、全身のあらゆる個所に無数の赤い筋がつき、そこから流れ出すあざやかな血潮が、舞踊につれて、あるいは斜めに、あるいは横に、あるいは縦に、流れ流れて、美しい網目を作り、ふたりの全身をおおいつくしてしまった...
江戸川乱歩 「影男」
...春代は流れ流れて大阪に来たが...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...それが流れ流れて遙かへだった所で発見されるという筋...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...……流れ流れて東京に着いたというんだね...
豊島与志雄 「球突場の一隅」
...流れ流れて終にここから遠くないある町に落著いて傘屋をはじめた...
中勘助 「銀の匙」
...アゴというものかけて入歯も叶わぬ身となればさんだらぼっちや西瓜の皮と共に溝川の夕を流れ流れて行衛(ゆくえ)を知らず...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...流れ流れて行くものを認めないわけにはゆきません...
中里介山 「大菩薩峠」
...舟だけが浮び流れ流れて...
中里介山 「大菩薩峠」
...流れ流れて毎日毎日...
中里介山 「大菩薩峠」
...のみならずいよいよ唯物的に流れ流れて...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...◇わいたわいたわいた川からわいたわいてこぼれて須川へ流る流れ流れて吾妻川へもまれもまれて大利根川へごんぼごんぼごんぼこぼれてわいた草津温泉の名物湯の平温泉から山を一つ越えると『お医者さんでも草津の湯でも……』の草津温泉である...
野口雨情 「大利根八十里を溯る」
...流れ流れて二人は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...流れ流れて加州へ入ったのは今から三十年も前のことです...
野村胡堂 「天保の飛行術」
...河は永遠に流れ流れてやまざるべし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...中国筋を流れ流れて大阪へ着いた二十五の年に...
夢野久作 「骸骨の黒穂」
...みじめな彷徨(さまよ)いを続けた後(のち)流れ流れて...
吉川英治 「江戸三国志」
...遠く山東の空から南へ流れ流れて来た頃の...
吉川英治 「三国志」
...その後、面目なさに、主家を離れ、流れ流れて、この滄州(そうしゅう)くんだりまで来てやっと落ちつき、いまでは、小さい飲み屋をやっておりますんで...
吉川英治 「新・水滸伝」
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