...現在活発なる活動をつづけている世界的噴火が...
海野十三 「第五氷河期」
...ただし彼がはじめから半分死んでいるように不活発なら...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...軍事予算の膨張の自然的結果として可なり活発な労働争議が増加しつつあった今年の上半期の後を受けるものとして...
戸坂潤 「一九三七年を送る日本」
...彼は軍隊式に活発な大またで歩いて来た...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...やや常軌を逸したきわめて親しみ深い活発なお人よしだったからである...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...眼の活発な断髪の美人がついてるようだがと...
豊島与志雄 「立枯れ」
...家内は活発な方ですが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...普通のいずれの青年を取ってみても、いかに貧しかろうとも、その健康、力、活発な歩調、輝ける目、熱く流るる血潮、黒き髪、あざやかな頬(ほお)、赤き脣(くちびる)、白き歯、清き息、などをもってして、彼は常に老いたる帝王のうらやむところとなるであろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...船長様のお船には珍しい活発な男の子が一人いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...一つの新しい活発な商業都市を作り出した...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...また活発な報道をはじめていた...
久生十蘭 「金狼」
...十年前は〈トムトム〉の同人として活発な運動をつづけていた...
久生十蘭 「金狼」
...ナターシャを抛棄(ほうき)して活発な追跡をはじめるであろうから...
久生十蘭 「地底獣国」
...αはその不活発な状態から...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...そして活発な観念は激情に新たな影響を及ぼし...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...特徴は活発な商業・経済活動になる...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「バブル崩壊」
...このうえなく活発なかわいらしいむすめであった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...彼女の両の掌(て)に握られていた象板(カスタネット)(よつだけ)の活発な音階が...
吉川英治 「新・水滸伝」
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