...幸い墺軍の行動活発ならざるに乗じ大王は西方より迫り来たる敵に一撃を与えんとした...
石原莞爾 「戦争史大観」
...すばらしく活発な魚群だった...
海野十三 「海底都市」
...幾百万の人の多少活発な支持と協力とがなければ...
ピョートル・アレクセーヴィッチ・クロポトキン Pyotr Alekseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...2つの会社は何年も活発な競争をし...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...ただし彼がはじめから半分死んでいるように不活発なら...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...従って魚河岸は東京でも一番活発なところ...
田山花袋 「日本橋附近」
...母のいつもの活発な様子がいかに変っていたにせよ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼らはいっそう活発な打ち開けた知力をもっていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...船長様のお船には珍しい活発な男の子が一人いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...また活発な報道をはじめていた...
久生十蘭 「金狼」
...はなはだ活発な運動をしている様子...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...「強く活発な」という用語に少しあいまいさがあるという理由によって...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...彼はダネイとその小さな子とに、たいそう親切をつくし、パーシウスがたいへん強い、活発な、そして武芸に達者な、立派な若者になるまで、彼等の面倒を見ました...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...そのころちょうど日本の歴史学にも活発な動きが認められ...
三木清 「読書遍歴」
...この頃の女学生は活発な歩き方をするので...
宮城道雄 「音の世界に生きる」
...従兄従妹などという活発な眷属(けんぞく)がなだれ込んで来て部屋部屋を満した...
宮本百合子 「毛の指環」
...彼女の両の掌(て)に握られていた象板(カスタネット)(よつだけ)の活発な音階が...
吉川英治 「新・水滸伝」
...さらにその集団の生活を内より力づけ活発ならしめた...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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