...空想世界を――活かすことによつて自ら活きる...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...お前は何故公然ドン・ホアンとして活きる事が出來ないのだ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...静かな四囲(あたり)の景色も活きる様だ...
石川啄木 「鳥影」
...空気中から「活きる霊力」を吸収したかもしれない...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...ことに死ぬるか活きるかと云う運命丈(だけ)に興味を置いて居ると自然と余裕はなくなってくる...
「高浜虚子著『鶏頭』序」
...活きる力の強弱は...
羽仁もと子 「たましいの教育」
...人は逝(ゆ)くとも世は変るとも美しさは活きる...
柳宗悦 「思い出す職人」
...作る器においてはすでに彼岸(ひがん)の世に活きる...
柳宗悦 「工藝の道」
...工藝の美はわけても地方色に活きる...
柳宗悦 「工藝の道」
...無心の美が偉大であるのは自然の自由に活きるからである...
柳宗悦 「工藝の道」
...自己は真に活きるであろう...
柳宗悦 「工藝の道」
...理知に活きる工藝はない...
柳宗悦 「工藝の道」
...美に活きるものは等しく協団を求める...
柳宗悦 「工藝の道」
...すでに意識の時代に活きる私たちはかかる任務をもつと云えないであろうか...
柳宗悦 「工藝の道」
...希くば精神に活きる私の多くの知友が...
柳宗悦 「民藝四十年」
...自然に任ずるこれらの作も自由の境に活きる...
柳宗悦 「民藝四十年」
...自然の大我に活きるのである...
柳宗悦 「民藝四十年」
...ここに始めて永く活きる言葉と...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
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