...あなたに序文を書いて頂(いただ)いて洵(まこと)に難有(ありがた)いと書いてあつた...
芥川龍之介 「偽者二題」
...洵(まこと)に唐人の山水画...
宇野浩二 「それからそれ」
...どんぐり老一洵居往訪...
種田山頭火 「一草庵日記」
...一洵老の奥さんに返金し...
種田山頭火 「一草庵日記」
...一洵炊君にたのんで何とかしてもらふことにして...
種田山頭火 「松山日記」
...夕方早く一洵君徃訪...
種田山頭火 「松山日記」
...三時頃、一洵老来庵、お土産ありがたう、郵便局まで同道する、安君へ悪筆発送、ほつと安心...
種田山頭火 「松山日記」
...市駅で連中といつしよになる、十時の汽車で田ノ窪へ、そこから一里ばかり歩いて拝志の小山邸へ、同行は一洵、月邨、三土思夫妻、布佐女、栗田姉妹、――男四人の女四人で、賑やかであつた、田舎はよいなあと思ひながら野を行き川を渡つた、皿ヶ峰は特殊の上形をひろげてゐた、重信川はすつかり涸れてゐた...
種田山頭火 「松山日記」
...昼食はぬき、ポストまで出かける、一洵、和蕾、無水君を訪ねて、句碑句会のことを相談する、腹がペコ/\では散歩もおもしろくないので早く帰る、帰つて来てもフラ/\だ...
種田山頭火 「松山日記」
...まづ一洵居を訪ふ...
種田山頭火 「松山日記」
...其出処進退の巧みなるに至ては遠く彼に及ばざるもの洵に此れが為なり余は彼が未来の運命を予言し得るものに非ず何となれば政界今後の未来は容易に予言し得るものならざればなり若し万々一大隈をして失敗を再びせしめ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...洵に然りであります...
長岡半太郎 「湯川博士の受賞を祝す」
...滞留洵に十一週日時に或は野花を探りて僅に無聊を銷するに過ぎず...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...我々をして洵に一入淋しさを感ぜしめる...
濱田耕作 「シュリーマン夫人を憶ふ」
...洵に大家の間吟として相応しい心憎い歌といふべきであらう...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...洵に見事なものである...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...洵に申し分のない歌ひ様で...
平野萬里 「晶子鑑賞」
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牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
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