例文・使い方一覧でみる「洵」の意味


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...之はに喜ぶべき事で...   之は洵に喜ぶべき事での読み方
會津八一 「音樂に就いて」

...あなたに序文を書いて頂(いただ)いて(まこと)に難有(ありがた)いと書いてあつた...   あなたに序文を書いて頂いて洵に難有いと書いてあつたの読み方
芥川龍之介 「偽者二題」

...こんなによい月夜だのに誰も来てくれなかつた、一和尚、どうしましたぞ!放哉坊の句をおもひださずにはゐられなかつた...   こんなによい月夜だのに誰も来てくれなかつた、一洵和尚、どうしましたぞ!放哉坊の句をおもひださずにはゐられなかつたの読み方
種田山頭火 「一草庵日記」

...夕方早く一君徃訪...   夕方早く一洵君徃訪の読み方
種田山頭火 「松山日記」

...――一老午後来庵...   ――一洵老午後来庵の読み方
種田山頭火 「松山日記」

...洋風を模していまだ至る事能(あた)はざる大正の世の中(まこと)に笑ふべきこと多し...   洋風を模していまだ至る事能はざる大正の世の中洵に笑ふべきこと多しの読み方
永井荷風 「洋服論」

...後に人に語つて曰(いわ)くこれ(まこと)に敝家(へいか)の宝物なり...   後に人に語つて曰くこれ洵に敝家の宝物なりの読み方
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」

...表は冷静そのものでに心にくい限りである...   表は冷静そのもので洵に心にくい限りであるの読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...に見事なものである...   洵に見事なものであるの読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...(まこと)に危急存亡の秋なるに...   洵に危急存亡の秋なるにの読み方
森鴎外 「舞姫」

...寺田吉は、フト郷里(くに)の荒果てた畑を偲い出しながらぐんぐん墜落する西日の中に、長い影を引ずって、幾度か道を間違えた末、やっと『水木舜一郎』の表札を発見した時は、冷々(ひえびえ)とした空気の中にも、体中がぽかぽかするのを感じた...   寺田洵吉は、フト郷里の荒果てた畑を偲い出しながらぐんぐん墜落する西日の中に、長い影を引ずって、幾度か道を間違えた末、やっと『水木舜一郎』の表札を発見した時は、冷々とした空気の中にも、体中がぽかぽかするのを感じたの読み方
蘭郁二郎 「魔像」

...吉は、その器用に動く、綺麗な指先を見つめながら「うん、全く久しぶりだった...   洵吉は、その器用に動く、綺麗な指先を見つめながら「うん、全く久しぶりだったの読み方
蘭郁二郎 「魔像」

...今までの吉には...   今までの洵吉にはの読み方
蘭郁二郎 「魔像」

...水木と吉とは、蛇が蛙を呑み込む瞬間を、大写しにして喜んだり、或る時は「絞首台の死刑囚」と題する写真を撮る為に、吉が芝居染みた扮装をして、陰惨なバックの前で、天井から吊るされた縄に、首を絞(くく)ってぶら下り――莫迦気たことには、光線の加減で、シャッターを長くした為、も少しで吉は本当に死んでしまうところだった――けれどその代り、この写真を焼付けて見ると、正(まさ)に死に墜ちる瞬間の、物凄い形相が、画面からぞわぞわと滲出(にじみで)て、思わずゾッとしたものが、背筋を駛(はし)るほどの出来栄えだった...   水木と洵吉とは、蛇が蛙を呑み込む瞬間を、大写しにして喜んだり、或る時は「絞首台の死刑囚」と題する写真を撮る為に、洵吉が芝居染みた扮装をして、陰惨なバックの前で、天井から吊るされた縄に、首を絞ってぶら下り――莫迦気たことには、光線の加減で、シャッターを長くした為、も少しで洵吉は本当に死んでしまうところだった――けれどその代り、この写真を焼付けて見ると、正に死に墜ちる瞬間の、物凄い形相が、画面からぞわぞわと滲出て、思わずゾッとしたものが、背筋を駛るほどの出来栄えだったの読み方
蘭郁二郎 「魔像」

...「すごいぞ、大成功……」そういいながら、水木と吉とは、まだ濡れている写真を奪合うようにして覗きみては、手を拍(う)って喜び、部屋の中を踊廻っていた...   「すごいぞ、大成功……」そういいながら、水木と洵吉とは、まだ濡れている写真を奪合うようにして覗きみては、手を拍って喜び、部屋の中を踊廻っていたの読み方
蘭郁二郎 「魔像」

...一度何処かで、とても公開することは出来ないだろうけれど……会員組織ででもいいから、展覧会をやってみたいね、きっと驚くぜ、中には卒倒する奴が出るかも知れないぜ――」無論、吉も、大賛成だった...   一度何処かで、とても公開することは出来ないだろうけれど……会員組織ででもいいから、展覧会をやってみたいね、きっと驚くぜ、中には卒倒する奴が出るかも知れないぜ――」無論、洵吉も、大賛成だったの読み方
蘭郁二郎 「魔像」

...吉も、水木の横顔にひくひくと動く、(蒼白い、重大な決意)に押されて、口を噤(つぐ)んでしまった...   洵吉も、水木の横顔にひくひくと動く、に押されて、口を噤んでしまったの読み方
蘭郁二郎 「魔像」

...御免蒙るよ……)吉は...   御免蒙るよ……)洵吉はの読み方
蘭郁二郎 「魔像」

「洵」の読みかた

「洵」の書き方・書き順

いろんなフォントで「洵」


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