...西美濃の津島祭(つしままつり)で堀田道空(ほったどうくう)が館(たち)まで...
吉川英治 「新書太閤記」
...先頃、津島祭の折も、信長が微行(しのび)で、踊りに出かけたということを、堀田道空から後で聞き、(滅相もないお振舞)と、胆(きも)を冷(ひ)やしたことであったし――その後も祭々と日吉祭を待ちわびている口吻(くちぶり)も、よく信長から出るので、同憂の君側は、わざとその度に苦(にが)りきっているところなのである...
吉川英治 「新書太閤記」
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