...主として今堀摂津守(いまぼりせっつのかみ)の指南を受けていたが...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...津守家でも否応はなかつた...
薄田泣菫 「茶話」
...神尾攝津守は御鎗奉行(おやりぶぎやう)だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...松平摂津守(せっつのかみ)などを招いて恒例の具足祝いをしたが...
久生十蘭 「鈴木主水」
...この前亜米利加に行く時には私(ひそか)に木村摂津守(きむらせっつのかみ)に懇願して...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...同じ新銭座住居の木村摂津守(きむらせっつのかみ)の用人大橋栄次(おおはしえいじ)と云う人に周旋を頼んで...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...摂津守兼左京大夫である惟光(これみつ)の娘で美人だと言われている子を選んだのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...伯元と出水(でみづ)中山津守(つもり)宅訪ふ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
......
森鴎外 「大塩平八郎」
...天正六年に荒木攝津守(せつつのかみ)村重が攝津國伊丹(いたみ)の有岡城に籠(こも)つて織田信長に背(そむ)いた...
森鴎外 「栗山大膳」
...太田摂津守に嫁する時...
柳田國男 「信濃桜の話」
...一摂津守光辰(みつとき)の伝記には二つの説がある...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...摂津守光辰は十歳で世子に直り...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...摂津守光辰さまであらせられます」「それに相違ないか」と光辰は重太夫に訊いた...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...「摂津守光辰はおれだ」と光辰は口のまわりを拭きながら云った...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...摂津守のいいつけか」これだけをいい放つと...
吉川英治 「黒田如水」
...主人摂津守村重に会って...
吉川英治 「黒田如水」
...摂津守殿のこころを先にただして参れと偽って追いかえした...
吉川英治 「新書太閤記」
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