...主として今堀摂津守(いまぼりせっつのかみ)の指南を受けていたが...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...はじめてあった幕府(ばくふ)の軍艦奉行(ぐんかんぶぎょう)木村摂津守喜毅(きむらせっつのかみよしたけ)に...
高山毅 「福沢諭吉」
...住吉の津守といふやうなのがありますが...
内藤湖南 「應仁の亂に就て」
...あの時の木村摂津守の役目となり...
中里介山 「大菩薩峠」
...大森摂津守六十二歳の内室に納まり...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...何とかいたして八千五百石の大森摂津守を見下すほどの出世をして...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...最早や無役の老旗本摂津守の上席に坐るのも遠くはあるまいと思われましたが――その年三月...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...摂津守(せっつのかみ)も以前から源氏に隷属していた男であったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...六年には叙爵せられて摂津守と称し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...摂津守(せっつのかみ)に任官して正篤と名のり...
山本周五郎 「桑の木物語」
...一摂津守光辰(みつとき)の伝記には二つの説がある...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...摂津守光辰さまであらせられます」「うん」光辰は頷いて重太夫に云った...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...摂津守様にも、この意味において、何とぞおよろこび下さいますように...
吉川英治 「黒田如水」
...そのすさまじい眼はさすがに摂津守(せっつのかみ)村重として世に聞えている武勇をも思い出させるものだった...
吉川英治 「黒田如水」
...摂津守村重も、この一婦人には閉口のていだった...
吉川英治 「黒田如水」
...荒木摂津守(せっつのかみ)...
吉川英治 「新書太閤記」
...摂津守村重の悪夢をさましてやることが出来るかもしれません」「万一...
吉川英治 「新書太閤記」
...摂津守村重(せっつのかみむらしげ)に計り陥(おと)されるとは...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索