...源摂津守頼光の玄孫...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...程なく禁裏から津守家へあてて...
薄田泣菫 「茶話」
...推測するところ萬延元年アメリカへ日本使節として行つた木村攝津守...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...住吉の津守といふやうなのがありますが...
内藤湖南 「應仁の亂に就て」
...大森摂津守は名だたる大旗本で...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...大森摂津守六十二歳の内室に納まり...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...最早や無役の老旗本摂津守の上席に坐るのも遠くはあるまいと思われましたが――その年三月...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...神尾攝津守は御鎗奉行(おやりぶぎやう)だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...艦長は時の軍艦奉行木村摂津守(きむらせっつのかみ)...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...木村摂津守艦長木村摂津守(きむらせっつのかみ)と云(い)う人は軍艦奉行の職を奉じて海軍の長上官であるから...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...飛騨の牛丸摂津守の居城敵兵に水の手を切られ苦しんだ時...
南方熊楠 「十二支考」
...摂津守の子は浪速(なにわ)で祓(はら)いをさせたいと願って自宅へ帰った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...麹町(こうじまち)の紙問屋山一(やまいち)の女で松平摂津守(せっつのかみ)義建(ぎけん)の屋敷に奉公したことのある忠兵衛の妻は亡くなったので...
森鴎外 「渋江抽斎」
...光辰が家督を相続して摂津守に任ぜられた...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...摂津守様にも、この意味において、何とぞおよろこび下さいますように...
吉川英治 「黒田如水」
...摂津守殿のこころを先にただして参れと偽って追いかえした...
吉川英治 「新書太閤記」
...摂津守村重(せっつのかみむらしげ)と対面の上...
吉川英治 「新書太閤記」
...親族秋元摂津守(あきもとせっつのかみ)へ預けの身となった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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