例文・使い方一覧でみる「洞簫」の意味

...秋月を仰いで洞簫を吹くの韻事をも解せざりし彼等は...   
芥川龍之介 「木曾義仲論（東京府立第三中学校学友会誌）」

...洞簫（どうせう）の声（こゑ）は嚠喨（りうりやう）として蘇子（そし）の膓（はらわた）を断（ちぎ）りたれど終（つひ）にトテンチンツトンの上調子（うはでうし）仇（あだ）つぽきに如（し）かず...   
三文字屋金平 「為文学者経」

...聖徳太子が四十三歳の時に信貴山（しぎさん）で洞簫（どうしょう）を吹いていたら...   
寺田寅彦 「雑記（１［＃「１」はローマ数字、1-13-21］）」

...（尺八）　シナの洞簫（どうしょう）...   
寺田寅彦 「日本楽器の名称」

...普化禅師の用いた鈴の代りにその洞簫を用うることにした...   
中里介山 「大菩薩峠」

...「客ニ洞簫（とうしよう）ヲ吹ク者アリ...   
中里介山 「大菩薩峠」

「洞簫」の読みかた

「洞簫」の書き方・書き順

いろんなフォントで「洞簫」

ランダム例文：
吸わせる   やはり野に置け蓮華草   上流階級  

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