...「洛外」とは、京都市内から離れた地域のことを指す...
...私はもう京都市内に住んでいるけど、洛外に行くのも好き...
...次の旅行は京都市内ではなく、洛外に行こうと思っている...
...洛外の観光地で有名なところは、嵐山や鞍馬山などがある...
...京都大学洛外キャンパスは、京都市内から離れた場所にある...
...洛中洛外の大観を見澄ましておりましたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...洛外(らくがい)嵯峨(さが)の大沢の池の月――水銹(みさび)にくもる月影は青かったが...
長谷川時雨 「モルガンお雪」
...すると司馬仲達はその韓曁をわざわざ洛外の城下はずれまで見送りに行って...
吉川英治 「三国志」
...金剛山から洛中洛外も戦火となって...
吉川英治 「私本太平記」
...洛外桂川の一線でくいとめていたのである...
吉川英治 「私本太平記」
...洛外へ行くほど逆に人さわがしい変則な奇景をいまは呈している...
吉川英治 「私本太平記」
...つい洛外においでなのに」「どうして...
吉川英治 「私本太平記」
...年をこえて洛外へ近づいて来た...
吉川英治 「新書太閤記」
...洛外から畿内(きない)へわたって...
吉川英治 「新書太閤記」
...洛外に逃げていった...
吉川英治 「新書太閤記」
...洛外へ向ってひたすら道を捗(はかど)っていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...むらさき野(の)何か盛儀が行われれば洛中洛外は賑わい立つ...
吉川英治 「新書太閤記」
...柴田、滝川、また三七信孝などが、何かにつけてよく秀吉攻撃の口癖としている――(筑前こそ、清洲以後は幼君のお傅(も)りも怠って、ただ偏(ひとえ)に、私利私慾の営みに汲々(きゅうきゅう)とし、洛内においては、私権を恣(ほしいまま)にし、洛外においては、事もない今日、憚(はばか)りもなく、堅固な築城に莫大な費(つい)えをかけている...
吉川英治 「新書太閤記」
...洛中洛外の諸事を裁判する...
吉川英治 「新書太閤記」
...洛外(らくがい)のさびしい里を脅(おび)やかしている風説が胸の底にさわいでくる...
吉川英治 「親鸞」
...一日のうちに洛中洛外に知れわたってしまった...
吉川英治 「親鸞」
...洛外(らくがい)の端で...
吉川英治 「親鸞」
...例の洛外(らくがい)下り松の辻で...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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