...公園の近くに泥田がある...
...彼女は泥田を飛び越えた...
...梅雨の時期は泥田が増える...
...わたしは泥田の中で貝殻を探した...
...ツアーで泥田を観光する...
...村端(むらはづれ)の泥田に蓮華の花の咲いたよりも猶鮮やかに...
石川啄木 「二筋の血」
...町は泥田(どろた)のやうにぬかつてゐた...
薄田泣菫 「茶話」
...汚(きたな)い泥田(どろた)のうちから...
高神覚昇 「般若心経講義」
...我に小(ち)さう籠るに耳は眼はなくも泥田の田螺幸(さち)もあるらむ突然ですが...
種田山頭火 「雑信(一)」
...先ず堅い高足駄(たかあしだ)をはいて泥田の中をこね歩かなければならない事...
寺田寅彦 「電車と風呂」
......
野口雨情 「朝おき雀」
...生温く溶けたげんげの泥田に亀の子のやうに伸びてゐる己れの姿を発見した...
牧野信一 「武者窓日記」
...その後寛文(かんぶん)頃の句に沼津にてぬまつくや泥田をかへす島(うなぎしま)俊治これも田をかへすと詠めり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...再び泥田をかきまわしはじめる音...
三好十郎 「樹氷」
...悪の泥田から助け出しとうございます」「うム...
吉川英治 「大岡越前」
...一家族泥田の中に働いてをられたやうな人々も見うけられる...
吉川英治 「折々の記」
...足は泥田から拔けなくなる...
吉川英治 「折々の記」
...藤島の燈明寺畷(とうみょうじなわて)とよぶところの泥田の道で...
吉川英治 「私本太平記」
...泥田(どろた)の畦(あぜ)や狭き藪道(やぶみち)...
吉川英治 「新書太閤記」
...泥田へ落馬されたときは...
吉川英治 「新書太閤記」
...泥田の中へ脛(すね)を入れていた...
吉川英治 「親鸞」
...仰向けざまに陥(お)ち込んで泥田の中から...
吉川英治 「松のや露八」
...目を落として一面の泥田をながめやると...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
便利!手書き漢字入力検索