...泣き虫のめそめそ野郎だもんで...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...そのくせ泣き虫だった私を...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...そこへわれわれの憐むべきウィリは七つの年から泣き虫の勉強ぎらいの生徒として六年間通い...
野上豊一郎 「シェイクスピアの郷里」
...生来だらしのない泣き虫の私を泣かせるのである...
火野葦平 「花と龍」
...泣き虫で仕様がない...
火野葦平 「花と龍」
...うつかり挑戦すると美智子は奥の手の泣き虫を発揮するし...
牧野信一 「美智子と日曜日の朝の話」
...そして、すつかり、泣き虫が、なほつたさうです...
村山籌子 「泣き虫の小ぐまさん」
...裾野へ舞(ま)いもどってきた泣き虫の蛾次郎(がじろう)はばかにいい身分になったような顔をして...
吉川英治 「神州天馬侠」
...しかし天性(てんせい)の泣き虫にかぎって...
吉川英治 「神州天馬侠」
...鷲(わし)ぬすみをやった泣き虫の蛾次郎(がじろう)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...かの泣き虫蛾次郎(がじろう)がじまんする...
吉川英治 「神州天馬侠」
...泣き虫の蛾次公(がじこう)が...
吉川英治 「神州天馬侠」
...そこでさて泣き虫蛾次郎...
吉川英治 「神州天馬侠」
...ひとり合点(がてん)をして泣き虫の蛾次郎...
吉川英治 「神州天馬侠」
...これがいつもならば泣き虫の蛾次郎...
吉川英治 「神州天馬侠」
...でしゃばりずきな泣き虫の蛾次郎(がじろう)が...
吉川英治 「神州天馬侠」
...竹童より先ににげた泣き虫の蛾次郎(がじろう)で...
吉川英治 「神州天馬侠」
...ぼくは泣き虫の性だったとみえ...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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