...いつも私のことを泣き虫だと笑っていた彼だ...
豊島与志雄 「死ね!」
...何といふ泣き虫な子だらう...
牧野信一 「晩秋」
...それがしは実はまことに泣き虫なのです...
吉川英治 「三国志」
...蛾次郎(がじろう)の泣き虫なること...
吉川英治 「神州天馬侠」
...泣き虫の蛾次郎(がじろう)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...いまでは泣き虫の蛾次郎(がじろう)が...
吉川英治 「神州天馬侠」
...でてこい蛾次郎! 泣き虫の腰(こし)ぬけ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...だが泣き虫蛾次郎(がじろう)よ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...あのまま気絶(きぜつ)していた泣き虫の蛾次郎(がじろう)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...その右足にからんでグンニャリした泣き虫の蛾次郎とが...
吉川英治 「神州天馬侠」
...きさまではなかったか」「それは向こうに寝ていた泣き虫の蛾次郎(がじろう)だろう」「や? ――蛾次郎もここにおったか...
吉川英治 「神州天馬侠」
...泣き虫の蛾次郎(がじろう)および親方(おやかた)の卜斎(ぼくさい)までが...
吉川英治 「神州天馬侠」
...あいかわらずな泣き虫の蛾次郎(がじろう)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...ゆうべから麓(ふもと)の小屋に泊(と)まっている泣き虫蛾次郎(がじろう)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...泣き虫であると泣き虫でないにかかわらず...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...ところが、何ぞ知らん、わしはわし自身の激し易(やす)さ、泣き虫、多血な性分をもてあましている...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...どこでも並んでいるからね」「食いしん坊の文殊様ですか」「泣き虫の普賢様となら...
吉川英治 「宮本武蔵」
...父からも友達からもよく「泣き虫」といわれていた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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