...マアちゃんも泣かないでね」「はい」「コトやんも」「はい」「早苗さんも」「はい」これだけが一ばん泣き虫だから...
壺井栄 「二十四の瞳」
...うつかり挑戦すると美智子は奥の手の泣き虫を発揮するし...
牧野信一 「美智子と日曜日の朝の話」
...そして、すつかり、泣き虫が、なほつたさうです...
村山籌子 「泣き虫の小ぐまさん」
...十四くらいの泣き虫の女の子か...
山本周五郎 「あだこ」
...裾野へ舞(ま)いもどってきた泣き虫の蛾次郎(がじろう)はばかにいい身分になったような顔をして...
吉川英治 「神州天馬侠」
...泣き虫の蛾次郎に...
吉川英治 「神州天馬侠」
...しかし天性(てんせい)の泣き虫にかぎって...
吉川英治 「神州天馬侠」
...かの泣き虫蛾次郎(がじろう)がじまんする...
吉川英治 「神州天馬侠」
...泣き虫の蛾次郎(がじろう)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...泣き虫の蛾次郎(がじろう)であった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...泣き虫の蛾次公(がじこう)が...
吉川英治 「神州天馬侠」
...いまでは泣き虫の蛾次郎(がじろう)が...
吉川英治 「神州天馬侠」
...鞍馬(くらま)の竹童(ちくどう)と泣き虫の蛾次郎(がじろう)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...つい寝つかれずにいた泣き虫の蛾次郎(がじろう)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...きさまではなかったか」「それは向こうに寝ていた泣き虫の蛾次郎(がじろう)だろう」「や? ――蛾次郎もここにおったか...
吉川英治 「神州天馬侠」
...泣き虫の蛾次郎(がじろう)だった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...ところが、何ぞ知らん、わしはわし自身の激し易(やす)さ、泣き虫、多血な性分をもてあましている...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...お通さん」「…………」「泣き虫のお通さん...
吉川英治 「宮本武蔵」
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