...サーファーが波路を探す...
...波路を切り開く船...
...嵐の後で波路は高い...
...船員が波路に耐える...
...この海域の波路は危険だ...
...ふるさとを焼野のはらとかへり見て末もけぶりの波路をぞゆく三 最後鳳闕の礎空しく残りて...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...シャルル・ボドレエル信天翁(をきのたいふ)波路遙けき徒然(つれづれ)の慰草(なぐさめぐさ)と船人(ふなびと)は...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...波路のはては灰色に...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...波路(なみぢ)遙かに名も恐ろしき鬼界が島に流されしより...
高山樗牛 「瀧口入道」
...遥々(はるばる)の波路をたどってここまで来ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...はるばると波路をたどってここまで来ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...限りなき時間の波路を...
中里介山 「大菩薩峠」
...丹波路何鹿(いかるが)の和知(わち)のみ溪の八十村に名に負ふ栗山いまだはやけむ丹後舞鶴の港より船に乘りて宮津へ志す眞白帆のはらゝに泛ける與謝の海や天の橋立ゆほびかに見ゆ二十三日...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...ともかくも遥かな波路(なみじ)を越えて...
柳田国男 「海上の道」
...恐らくそれも東洋だけの愁いでもなく科学の仮面とされて遠く波路を渡り...
横光利一 「旅愁」
...遠くあのヨーロッパから押しうつって来たカソリックの波路も...
横光利一 「旅愁」
...「波路(なみじ)...
吉川英治 「私本太平記」
...むすめの波路を前においてである...
吉川英治 「私本太平記」
...波路も青白くなって口走った...
吉川英治 「私本太平記」
...――片隅から少しにじり出た波路の白い顔が...
吉川英治 「私本太平記」
...むりに波路の身を外へ拉(らっ)し去った...
吉川英治 「私本太平記」
...丹波路をとって亀岡から園部...
吉川英治 「源頼朝」
...丹波路へ用達(ようたし)にまわっているから...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索