...サーファーが波路を探す...
...波路を切り開く船...
...嵐の後で波路は高い...
...船員が波路に耐える...
...この海域の波路は危険だ...
...波路のはては灰色に...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...限りなき時間の波路を...
中里介山 「大菩薩峠」
...たゞ渉り波路ちわきて...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...丹波路何鹿(いかるが)の和知(わち)のみ溪の八十村に名に負ふ栗山いまだはやけむ丹後舞鶴の港より船に乘りて宮津へ志す眞白帆のはらゝに泛ける與謝の海や天の橋立ゆほびかに見ゆ二十三日...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...浮島(うきしま)を漕(こ)ぎ離れても行く方やいづくとまりと知らずもあるかな行くさきも見えぬ波路に船出して風に任する身こそ浮きたれ初めのは兵部の作で...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ともかくも遥かな波路(なみじ)を越えて...
柳田国男 「海上の道」
...大枝(おおえ)越え丹波路”の道標(みちしるべ)が見え...
吉川英治 「私本太平記」
...むすめの波路を前においてである...
吉川英治 「私本太平記」
...波路も青白くなって口走った...
吉川英治 「私本太平記」
...――片隅から少しにじり出た波路の白い顔が...
吉川英治 「私本太平記」
...が、躍起(やっき)となって、波路は、また少し、つめ寄って来た...
吉川英治 「私本太平記」
...むりに波路の身を外へ拉(らっ)し去った...
吉川英治 「私本太平記」
...波路の泣き声が外に聞え...
吉川英治 「私本太平記」
...ゆうべ見た人妻の波路をべつな心で思い出していた...
吉川英治 「私本太平記」
...裏切ったわけではないのか」「妻の波路に...
吉川英治 「私本太平記」
...丹波路へむかって...
吉川英治 「新書太閤記」
...丹波路へ用達(ようたし)にまわっているから...
吉川英治 「宮本武蔵」
...丹波路から江州その他へ延びて行つた山脈が限りもなく曇つた空の下に浪を打つて續いて居る...
若山牧水 「比叡山」
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