...或る時はそれをさら/\と袂に添うて波打たせるのが...
谷崎潤一郎 「二月堂の夕」
...感動と希望とで彼女の胸を波打たせるものは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...腹に波打たせるやうにして...
南部修太郎 「霧の夜に」
...最後の呼吸を波打たせる相手の胸に...
夢野久作 「復讐」
...私の全身の血といふ血を同じ驚異のちからに波打たせる...
吉田絃二郎 「沈黙の扉」
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