...ぶらぶらと裾(すそ)に泡を立てて...
泉鏡花 「海異記」
...泡にも足らぬ小魚を掬(しゃく)う...
泉鏡花 「海神別荘」
...泡鳴氏たるものこれから夢にも他人の人格の尊重などはすべきでないことをお覚りにならなくてはならない時だと思ひます...
伊藤野枝 「妾の会つた男の人人」
...口から泡を吹くような調子で...
梅崎春生 「幻化」
...茶褐色の泡の跡が残っております...
大阪圭吉 「死の快走船」
...」法律家は石鹸の泡だらけの頤を動かした...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...石鹸(しゃぼん)の泡が盛大に飛散する――と思っていると...
谷譲次 「踊る地平線」
...口から泡(あわ)を飛ばして自分のことばかり弁(しゃべ)っていた叔母の弟も...
徳田秋声 「足迹」
...口に泡(あわ)を立て...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...よどんだ水がうねりとうねりの間でせせ笑ふやうに白い泡沫(しぶき)を立てたりした...
「修道院の秋」
...太之助は茶の木稲荷の神前へ泡を吹いて倒れている...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...」泡鳴氏は、はりあいなさそうにいった...
長谷川時雨 「遠藤(岩野)清子」
...この子は水泡のように白い小さな人間の子ですが...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「髪あかきダフウト」
...」蟹はわずかばかり泡(あわ)を口の端(はし)に吹いて...
宮原晃一郎 「椰子蟹」
...そうすると白身が螺旋の間へ挟まって伸たり縮んだりする時に揉まれますから大層速く泡立ちまして此方(こちら)の手も疲れません...
村井弦斎 「食道楽」
...業平橋の泡盛屋で...
山之口貘 「酒友列伝」
...馬に泡(あわ)をかませながら...
吉川英治 「神州天馬侠」
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