...フォアグラなどの高級食材が使われた法式コース料理を食べたことがある...
...彼女はバレエのレッスンを受けたことがあり、法式の優雅な踊り方を知っている...
...フランス料理店で働いているシェフは本場で訓練を受けた本格的な法式料理が得意だ...
...ベルサイユ宮殿の様々な部屋を案内するボランティアガイドが、豊富な知識を持って法式に語りかけた...
...ことに終日比例の法式を教えた後などでははなはだ結構なものである...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「青年に訴う」
...魂を招く法式を行ったが効がなかった...
田中貢太郎 「阿宝」
...楽章としての運動の変化を求めるために打ち越しが顧慮され去(さ)り嫌(きら)い差合(さしあい)の法式が定められ...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...確乎たる法式によりて批判せること...
内藤湖南 「敬首和尚の典籍概見」
...文化(ぶんか)以降北斎の円熟せる写生の筆力は往々(おうおう)期せずして日本画古来の伝統法式より超越せんとする所あり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...これ北斎をして自(おのずか)ら一派一流の法式を墨守(ぼくしゅ)するの遑(いとま)なからしめたる所以(ゆえん)ならずや...
永井荷風 「江戸芸術論」
...これ綜合的(そうごうてき)なる法式の下(もと)に甚(はなはだ)尋常一様の手段を取りたるに過ぎずといふべし...
永井荷風 「江戸芸術論」
...霊廟と名付けられた建築とそれを廻(めぐ)る平地全体の構造配置の法式であった...
永井荷風 「霊廟」
...この建築全体の法式はつまり人間の有する敬虔崇拝の感情を出来得べき限りの最高度まで興奮させようと企てたものでしかも立派にその目的に成功した大(だい)なる美術的傑作品である...
永井荷風 「霊廟」
...平野老人はそれを恭(うやうや)しく受けて改めて法式通り熟覧しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...この足洗ひの法式を書いたものがありますが...
三田村鳶魚 「物貰ひの話」
...ヒンズ法に男女法式に拠らず即座合意の結婚を乾闥婆と称え...
南方熊楠 「十二支考」
...それは法式ではなくて...
三好十郎 「俳優への手紙」
...一定の法式によって物を産み出す工匠(たくみ)のような火だ」と...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...これを用いる規定法式は全くちがうが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...俳諧というものが連歌(れんが)の法式を受け継いで...
柳田国男 「木綿以前の事」
...剣道らしい法式を試みるのは今日が実に処女試合であるのだ...
吉川英治 「剣難女難」
...殊に高島十太夫は新九郎の不思議な――つまり自分たちの型に嵌(はま)った法式剣術からすこぶる不可解な変化のし方に驚異の眼をみはっていた...
吉川英治 「剣難女難」
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