...フォアグラなどの高級食材が使われた法式コース料理を食べたことがある...
...彼女はバレエのレッスンを受けたことがあり、法式の優雅な踊り方を知っている...
...フランス料理店で働いているシェフは本場で訓練を受けた本格的な法式料理が得意だ...
...ベルサイユ宮殿の様々な部屋を案内するボランティアガイドが、豊富な知識を持って法式に語りかけた...
...神道の法式なのである(図229)...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...国際の礼儀(れいぎ)法式(ほうしき)のごとき固(もと)より眼中(がんちゅう)に置(お)かず...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...魂を招く法式を行ったが効がなかった...
田中貢太郎 「阿宝」
...これ北斎をして自(おのずか)ら一派一流の法式を墨守(ぼくしゅ)するの遑(いとま)なからしめたる所以(ゆえん)ならずや...
永井荷風 「江戸芸術論」
...和歌は『万葉集』の撰(せん)ありて後(のち)吟咏(ぎんえい)の法式厳然として一定せられたり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...霊廟と名付けられた建築とそれを廻(めぐ)る平地全体の構造配置の法式であった...
永井荷風 「霊廟」
...この建築全体の法式はつまり人間の有する敬虔崇拝の感情を出来得べき限りの最高度まで興奮させようと企てたものでしかも立派にその目的に成功した大(だい)なる美術的傑作品である...
永井荷風 「霊廟」
...足取りで学んでふむ法式である...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...従って不老延命を北斗に祈祷するという法式が生まれたのも...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...この法式を採用することにしたそうである...
中谷宇吉郎 「防寒戸」
...ノーベル賞の仕事たる有名な熱電子のリチャードソンの法式の基礎的研究は...
中谷宇吉郎 「リチャードソン」
...欧米に名だたる美形佳人が搭乗するのが古来の法式ゆえ...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...「自分の生活とまるで関係がないから」とはっきり云われると私は切ないからもうこういう法式で自分がかくことにしました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...事実我我の親しい学生諸君は一定の法式によって除かれた皮膚筋肉の深所に現われた血管神経に顔を近寄せ...
森於菟 「屍体異変」
...これを用いる規定法式は全くちがうが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...剣道らしい法式を試みるのは今日が実に処女試合であるのだ...
吉川英治 「剣難女難」
...ちょうど陸における大名行列が下座先触(げざさきぶ)れの法式と変りがない...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...「どうした建築の法式でしたか...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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