...間代は法外に安いのですが...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...わたしが法外に自慢するように思えるとしたら...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...その住人とくらべてみて法外に大きすぎるように思われる...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...治療代を法外に割引して...
谷崎潤一郎 「細雪」
...自分を法外に軽蔑したり...
中里介山 「大菩薩峠」
...代助は時々(とき/″\)尋常な外界から法外に痛烈な刺激を受ける...
夏目漱石 「それから」
...法外に尊重されて居りましたが...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...深さ三尺五寸もあろうという法外に大きな賽銭箱(さいせんばこ)があります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...深さ三尺五寸もあらうと言ふ法外に大きな賽錢箱(さいせんばこ)があります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...法外に腰の低いのが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...戸閉りだけは法外に嚴重を極めます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...打ち開けてくれるだらうな」平次の言葉は法外に丁寧です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この法外にだらだらと長い奇妙なお城は...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...食糧品は法外に安かった...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...また時あって法外に好い仕合せに出逢うこともあるといっている...
柳田國男 「アテヌキという地名」
...法外に突進していたのである...
柳田国男 「海上の道」
...彼らの悪事は法外に荒いために...
柳田国男 「山の人生」
...これと同時に吉野山中のでき事が法外に詳しいのも...
柳田国男 「雪国の春」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??