...もみぢ屋という宿に泊る...
種田山頭火 「四国遍路日記」
...メステーチキという村に一泊すべく停止した...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...船が神戸(こうべ)や横浜(よこはま)の港に泊っている間じゅう...
塚原健二郎 「海からきた卵」
...北海道の京都釧路で尋ぬるM氏に会って所要を果し、翌日池田を経て※別(りくんべつ)に往って此行第一の目的なる関寛翁訪問を果し、滞留六日、旭川一泊、小樽一泊して、十月二日二たび札幌に入った...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...わたくしはステパン・カツサツキイさんの所で泊ります...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...娘は宿泊所に置いてある...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...あたい今夜泊ってッてもいいんだから...
永井荷風 「すみだ川」
...わたくしのところへ泊っていらっしゃいな」これには急に挨拶ができませんでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...此(この)淡泊(たんぱく)な挨拶(あいさつ)が...
夏目漱石 「門」
...出鱈目に湯の宿を探して泊つた旅館だけれども...
林芙美子 「あひびき」
...まだ二三日滞在している筈の前からの客があるのでそれまでならお泊めします...
堀辰雄 「晩夏」
...お泊になってから少し立ちますと...
森鴎外 「二人の友」
...「もしかしたら泊るかも知れないぜ」とそう言って約束したとのこと...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...馳走になったり泊ったりすることさえある」――原田どのの人徳でございますな...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...呉の国に漂泊しているとは...
吉川英治 「三国志」
...いまや梁山泊が大となるにつれ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...蔡慶(さいけい)か」「いかにも一枝花(しか)の蔡慶だが」「わしは梁山泊の柴進だ」「げっ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...此處に此の儘泊らうか...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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