...この企業は沽券に関わる行為をしたとして訴えられた...
...沽券に関わる不正行為は、十分に罰せられるべきだ...
...彼は沽券に関わる業務を任されている...
...沽券に関わると思われる証拠が見つかった...
...彼女は沽券に関わる事件を深く知っている...
...どれだけ自分の店の沽券にかかはるかをよく承知してゐるので...
薄田泣菫 「茶話」
...沽券を下げるのが心配なのだな...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...その沽券も崩れかけてきたようなひがみ心が...
豊島与志雄 「高尾ざんげ」
...「あんな男を泊めると沽券(こけん)を落とすからね...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...米友の沽券(こけん)にかかわらないという限りはない...
中里介山 「大菩薩峠」
...これを持って帰らねえと七兵衛の沽券(こけん)が下る...
中里介山 「大菩薩峠」
...それでは画家の沽券(こけん)に関するだろう...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...気が付くと沽券(こけん)に拘(かか)わると思ったものか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...こんなことをしては自分の沽券(こけん)にかかわりはせぬか...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...芸術家としての沽券(こけん)に関するとでも思ったのだろう...
平林初之輔 「江戸川乱歩」
...今度彼に会つたら諄々と説明しなければ己れの沽券に係はると唇を噛んだ...
牧野信一 「老猾抄」
...機関長の沽券(こけん)にかかわるんだから止(や)むを得ない...
夢野久作 「難船小僧」
...又は頭山満の沽券(こけん)と雖も...
夢野久作 「近世快人伝」
...自分の沽券(こけん)にかかわるように...
吉川英治 「三国志」
...道誉の沽券(こけん)をきずつけられた...
吉川英治 「私本太平記」
...いうことは自分の沽券(こけん)のいいようなことをいっていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...沽券(こけん)にかかわる)かれの思いそうな心理が...
吉川英治 「新書太閤記」
...おれの沽券(こけん)にかかわるからな」草笛は...
吉川英治 「平の将門」
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