例文・使い方一覧でみる「治まり」の意味


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...この場がうまく治まりさえすればいい...   この場がうまく治まりさえすればいいの読み方
海野十三 「三人の双生児」

...天下は平らかに治まり...   天下は平らかに治まりの読み方
鈴木三重吉 「古事記物語」

...それがために四方八方うまく治まり居る様子...   それがために四方八方うまく治まり居る様子の読み方
太宰治 「虚構の春」

...なかなか治まりそうもあれしません...   なかなか治まりそうもあれしませんの読み方
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」

...まあ治まりつつあるので...   まあ治まりつつあるのでの読み方
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「サセックスの吸血鬼」

...治まりそうにもござりませぬ」斉興は...   治まりそうにもござりませぬ」斉興はの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...さてこの治まりはどうなったか...   さてこの治まりはどうなったかの読み方
久生十蘭 「魔都」

...それこそただでは治まりません」内務大臣は汗を拭いながら...   それこそただでは治まりません」内務大臣は汗を拭いながらの読み方
久生十蘭 「魔都」

...一体この治まりはどうなるか...   一体この治まりはどうなるかの読み方
久生十蘭 「魔都」

...徳川の政府にてこの乱暴人を刑に処したればこそ無事に治まりたれども...   徳川の政府にてこの乱暴人を刑に処したればこそ無事に治まりたれどもの読み方
福沢諭吉 「学問のすすめ」

...双方打解けて波風(なみかぜ)なく治まりの付(つい)たのは誠に目出度(めでた)い...   双方打解けて波風なく治まりの付たのは誠に目出度いの読み方
福澤諭吉 「福翁自伝」

...かように治まりたる御代には太刀を鞘(さや)に納め弓をば袋に入れて置いても...   かように治まりたる御代には太刀を鞘に納め弓をば袋に入れて置いてもの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...例の打擲(ちょうちゃく)がうるさいから檻(おり)の戸を開けて六脚の豕を出してその跡に治まり返る...   例の打擲がうるさいから檻の戸を開けて六脚の豕を出してその跡に治まり返るの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...今もちょいと見て参りましたがまだ何だかゴタゴタして急には治まりそうもありません」と下女の物語にて大原の困難は察するに余りあり...   今もちょいと見て参りましたがまだ何だかゴタゴタして急には治まりそうもありません」と下女の物語にて大原の困難は察するに余りありの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...乱れ、治まり、河溢るれど、我等は変へず気色だに...   乱れ、治まり、河溢るれど、我等は変へず気色だにの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...――が蜀はよく文治と道義によって治まり...   ――が蜀はよく文治と道義によって治まりの読み方
吉川英治 「三国志」

...その夜、彼は、父と太閤との、奇しき前身や縁故をつぶさに知ったけれど、世は治まり、大坂城は時めくそのころ、かようなことは、人に語るも畏(おそ)れありと、焼き捨てようと考えたが、屋敷ではつい人目があって果せず、父の忌日(きじつ)に、寺へ持って行って、密(ひそ)かに処置を託したところ、寺では正(まさ)しく護摩壇(ごまだん)で焔にしてはくれたが、物好みな僧がいつのまにか、それを写して別本を秘(かく)しておいたらしいのである...   その夜、彼は、父と太閤との、奇しき前身や縁故をつぶさに知ったけれど、世は治まり、大坂城は時めくそのころ、かようなことは、人に語るも畏れありと、焼き捨てようと考えたが、屋敷ではつい人目があって果せず、父の忌日に、寺へ持って行って、密かに処置を託したところ、寺では正しく護摩壇で焔にしてはくれたが、物好みな僧がいつのまにか、それを写して別本を秘しておいたらしいのであるの読み方
吉川英治 「茶漬三略」

...乱国の余風は決してまだ治まり切っているとはいえない...   乱国の余風は決してまだ治まり切っているとはいえないの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「治まり」の読みかた

「治まり」の書き方・書き順

いろんなフォントで「治まり」


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仕覚   ハース   空拳  

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