...食蜃人(しょくしんじん)や土蜘蛛(つちぐも)を退治するのに...
芥川龍之介 「犬と笛」
...「退治すると仰有(おっしゃ)っても...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...イネ州を統治すること三十年...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...之を治することは中中一朝一夕には出来ぬ...
丘浅次郎 「人類の誇大狂」
...その怪物を退治する方法...
高木敏雄 「比較神話学」
...藥石如何でか治するを得べき...
高山樗牛 「瀧口入道」
...それから醫師が來てから本當に療治する...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...またある時はのらねこを退治するのだと言って...
寺田寅彦 「亮の追憶」
...これの内容も「透寫紙の製法」とか「硝子(ビイドロ)鏡の製法」とか「水の善惡を測る法」とか「石鹸の製法」「流行眼を治する法」とかいふ類のものばかりで...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...人類からいでて人類を統治するであろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...お家の獅子身中の蟲(むし)を退治する積(つも)りだった父上の御心持はよく解るが...
野村胡堂 「十字架観音」
...ガンブリヌス(麦酒神)の恵みを受ける豊饒な国に九百三十万の民草を統治するバイエルン国王――十一世紀以来...
久生十蘭 「泡沫の記」
...又事実に於(おい)て療治する腕もないようなものでしょうが...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...更に思ふに蘭方に若しこれを治する薬があつても...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...だがそれを根治することはできない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...家のうちの泥棒も退治するのが俺の役目だぞ」猫はせせら笑いました...
夢野久作 「どろぼう猫」
...生ける人を治する器(うつわ)ではありません」「さすがによく己(おのれ)を識るものだ」と...
吉川英治 「三国志」
...ほぼ二週間で全治する...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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