例文・使い方一覧でみる「油差」の意味
スポンサーリンク...その油差の上に差置く... 
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...片手に油差を持添え...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...油差に添えて燈心をさし置いたのである...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...昨日油差しを引っくりかえした様でした...
大阪圭吉 「カンカン虫殺人事件」
...推進機（スクリュー）の油差しに出掛けて誤ってこぼしたらしいです...
大阪圭吉 「カンカン虫殺人事件」
...油差を片手に鼻唄を唄いながら鉄梯子（タラップ）を降りて行ったんです...
大阪圭吉 「とむらい機関車」
...銅の油差を片手に...
中里介山 「大菩薩峠」
...油差しもしようというものであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...手に持っていた油差の油をこぼしてしまったという話...
中里介山 「大菩薩峠」
...油差の油をゴクリと飲み...
中里介山 「大菩薩峠」
...油差しは、動揺のために、機械と機械との狭い部分に入り込むのに、神秘的な注意を払った...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...藤原がオイルマン（油差し）に...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...消火器や油差などが掛かっている...
久生十蘭 「肌色の月」
...彼は近海（きんかい）商船の豊岡丸（とよおかまる）から下船した許（ばか）りの三等油差しだという話だった...
牧逸馬 「上海された男」
...主観的には油差であった...
山本周五郎 「季節のない街」
...六ちゃんは油差とドライバーとペンチを持って車庫へゆき...
山本周五郎 「季節のない街」
...油差しの戸塚という青年で...
夢野久作 「オンチ」
...油差しを貰うことが出来た...
横光利一 「欧洲紀行」
便利！手書き漢字入力検索