...夜は光琳(こうりん)風の枕屏風(まくらびょうぶ)のかげでねむり寒いときは朝めをさますと座敷のなかへ油団(ゆとん)をしいてゆみずを幾度にもはこばせて半挿(はんぞう)や盥(たらい)で顔をあらう...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...床に敷いた油団(ゆとん)の端が少しめくれ...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...油団の上に膝をつき...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...床には油団(ゆとん)を敷詰め...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
......
前田普羅 「普羅句集」
...今に流行(はやり)ませんが油団(ゆとん)も和紙のものとして忘れ難い品であります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
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