例文・使い方一覧でみる「油を注ぐ」の意味
スポンサーリンク...彼が激怒しているときに、もっと火に油を注ぐのはやめておいた方がいい... 
...彼女は彼の不満を聞き流して、火に油を注ぐように話し続けた...
...この機械の空洞部分には油を注ぐ必要がある...
...「糠袋に油を注ぐ」：無駄なことをすること...
...さらに油を注ぐようなものであった...
伊藤野枝 「転機」
...それが正造の心火に油を注ぐ結果になったのである...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...骨肉のあらそいに油を注ぐようなことを...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...おりんの工作に油を注ぐ結果となった...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...おりんの工作に油を注ぐ結果となつた...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...一旦癒えていた彼の忌（いま）わしい性癖に油を注ぐ一人の女性が茲（こゝ）に登場して来るのである...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...ヴェリチャーニノフの雄辯にいよいよ油を注ぐことになった...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...それは火に油を注ぐようなもので...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...かえって油を注ぐようなことになってしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...石油を注ぐことの代りに...
中里介山 「大菩薩峠」
...またお蘭さんの行動に油を注ぐように出来ている...
中里介山 「大菩薩峠」
...かえって火に油を注ぐようなものであることだけはよく知っている...
中里介山 「大菩薩峠」
...その嫉視へ油を注ぐようなことを平気でやらかしたのです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...いわば林の一言が火に油を注ぐような結果になったのである...
久生十蘭 「魔都」
...火へ油を注ぐものとなった...
吉川英治 「新書太閤記」
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