...お湯を沸かすのに沸湯が必要です...
...手袋をしていたのに、沸湯をこぼしてしまって火傷してしまった...
...ラーメンの具材を入れる前に、沸湯で麺を茹でます...
...朝、沸湯をたくさん入れたお風呂に浸かると目が覚めます...
...この温泉の源泉からは、毎分約200リットルの沸湯が湧き出ています...
...沸湯(にえゆ)の行水(ぎやうずゐ)を使(つか)はせる憂慮(きづかひ)は決(けつ)してないのに...
泉鏡太郎 「一席話」
...眠っちゃいけねえんだ」茶釜を溢(あふ)れた沸湯(にえゆ)が...
中里介山 「大菩薩峠」
...〔日本附録週報 明治32・2・27一〕さし鍋に湯わかせ子供いちひ津の檜橋より來むきつにあむさむこは狐の鳴くを聞きてよめる歌にて狐に沸湯を浴びせてやらんと戲れしなり...
正岡子規 「萬葉集卷十六」
...〈あるいは小石を沸湯中に置き...
南方熊楠 「十二支考」
...毎度お話に出るマイナイソースを少し固く拵えてパンへ塗って生の赤茄子へ沸湯(にえゆ)をかけて丸のまま皮を剥(む)いて薄く切ってパンの間へ挟んで小さく切ります...
村井弦斎 「食道楽」
...第八 玉子トースは玉子二つを沸湯(にえゆ)の中へ割って落して半熟になった時静(しずか)に掬(すく)い上げてトースパンの上へ載せます...
村井弦斎 「食道楽」
...それを沸湯に投じてもよし...
村井弦斎 「食道楽」
...四角に切(きっ)た豆腐の真中(まんなか)を匙(さじ)の先でくり抜いてその中へ玉子の黄身のザット湯煮(ゆで)たのを落してそれをそうっと沸湯(にえゆ)で湯煮て別に葛(くず)の餡を拵えて掛けるのだが今日のは豆腐も柔(やわらか)に煮えているし餡の味も佳(よ)い...
村井弦斎 「食道楽」
...上等にしますと三寸位の山葵なら一合の沸湯(にえゆ)を注(つ)いで...
村井弦斎 「食道楽」
...沸湯(にえゆ)――糞泥(ふんでい)までを...
吉川英治 「剣の四君子」
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売り子さん