...沸き返る浪の音に消されるなと...
芥川龍之介 「貉」
...フレンチの胸は沸き返る...
アルチバシェッフ M. Artzibaschew 森鴎外訳 「罪人」
...そうすると観客はすっかりわれを忘れてわあっと沸き返る...
谷譲次 「踊る地平線」
...私はもう身体中の血が沸き返るようである...
近松秋江 「霜凍る宵」
...』 360猛火に燒かれ斯く叫び美麗の流沸き返る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...浅間の温泉場を沸き返るような有様にして...
中里介山 「大菩薩峠」
...場中が沸き返るやうに笑つて居る中で一人から怒鳴つたものがあつた...
長塚節 「撃劍興行」
...沼かと紛(まが)ふ巨大な魚梁(やな)が沸き返るのを其処にレヴィヤタンの一族は草に絡まり腐りゆき...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...会場の沸き返る空気を支配し...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...この土用浪の砕けて沸き返る赤黒い潮の中へ...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...沸き返るような前景気...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...さて一三二頁に「互の気合が沸き返る...
三田村鳶魚 「中里介山の『大菩薩峠』」
...新妻これを信じ染物屋へ飛び往き沸き返る壺に入って死ぬほど湯傷(やけど)する...
南方熊楠 「十二支考」
...そして沸き返るあがり湯を盛った小桶を...
森鴎外 「渋江抽斎」
...11645そしてその奥の沸き返る蒸気の中に...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...そう思うと胸が沸き返るようだった...
山本周五郎 「花も刀も」
...彼らのきれぎれの鳴き声で沸き返る...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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