...御数寄屋坊主(おすきやぼうず)の河内山宗俊(こうちやまそうしゅん)が...
芥川龍之介 「煙管」
...」河内山は、ちょいと煙管の目方をひいて見て、それから、襖ごしに斉広の方を一瞥(いちべつ)しながら、また、肩をゆすってせせら笑った...
芥川龍之介 「煙管」
...河内山に出っくわした...
芥川龍之介 「煙管」
...そこで彼はまた河内山の来かかったのを見た時に...
芥川龍之介 「煙管」
...河内山宗俊でもやりたいという気持があるのかも知れない...
大下宇陀児 「乱歩分析」
...「河内山(こうちやま)」がすんで...
徳田秋声 「挿話」
...二番目は「河内山」で蝶昇が勤めた...
永井荷風 「深川の散歩」
...「河内山」をアメリカのギャング物に見立てゝやらうと考へ至り大いにハリキる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...二時から河内山をやり...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「河内山」の玄関...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「河内山」で轟役の花魁紫式部を杉狂児が買って出て...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...なんでも河内山宗春の墓があるので有名なお寺だとか云うことを知っているだけで...
堀辰雄 「花を持てる女」
...門内右側の東京著名講談師たちに拠つて寄進された河内山宗俊の碑とその墓石が全きを得たことはせめてもの倖としなければなるまい...
正岡容 「下谷練塀小路」
...それにつけても同じく「河内山豪胆録」を積年十八番とした先代木村重友や当代の木村友衛ら浪花節社会に何ら故人へ報恩の行事なきは遺憾に耐へないので...
正岡容 「下谷練塀小路」
...彼の河内山を聴いてゐると常に坊主頭の快漢が目前に髣髴として来るのは...
正岡容 「下谷練塀小路」
...かくしてはじめ伯円に拠つて話術化された河内山一代の行状録は...
正岡容 「下谷練塀小路」
...私は柳枝口演の「河内山」の速記録...
正岡容 「下谷練塀小路」
...蛙聲庵老の河内山...
吉川英治 「折々の記」
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