...充分自然に夜の葦燈台の光を見つつ野分に寄す若死沫雪笑む稚児よ……早春孔雀の悲しみ夏の嘆き疾駆おほかたの親しき友は...
伊東静雄 「詩集夏花」
...沫雪 立原道造氏に冬は過ぎぬ 冬は過ぎぬ...
伊東静雄 「詩集夏花」
...匂ひやかなる沫雪(あわゆき)の今朝(けさ)わが庭にふりつみぬ...
伊東静雄 「詩集夏花」
...沫雪なす蹶(く)ゑ散(はららか)して...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...綱(たくづの)の一七白き腕(ただむき)沫雪の一八わかやる胸をそ叩(だた)き 叩きまながり眞玉手 玉手差し纏(ま)き股(もも)長に寢(い)は宿(な)さむを...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...沫雪(あわゆき)の わかやる胸を綱(たくづの)の 白き臂(ただむき)そ叩(だた)き 叩きまながり四四ま玉手 玉手差し纏(ま)き股長(ももなが)に寢(い)をしなせ...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...○沫雪(あわゆき)春の雪は消(きえ)やすきをもつて沫雪(あわゆき)といふ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...寒国の雪は冬(ふゆ)を沫雪(あわゆき)ともいふべし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...(すべらざるために下駄(げた)の歯(は)にくぎをうちて用ふ)暖国(だんこく)の沫雪(あわゆき)とは気運(きうん)の前後(ぜんご)かくのごとし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...沫雪(あわゆき)の条(くだり)にいへるごとく...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
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武田祐吉 「古事記」
...岩だって沫雪(あわゆき)のようにすることもできるのですから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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