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浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...うちの炉の熱で沢山だ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...そうして貰えれば月々の物は百円か百五十円も補助してくれたら沢山だと云うのである...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...あまり沢山だと大きいのだけを採るのだが...
田畑修一郎 「栄螺」
...これで沢山だわねえ...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...私はそれで沢山だと思う」私は慰藉(いしゃ)の言葉さえ口へ出せなかった...
夏目漱石 「こころ」
...返事はそれで沢山だ...
夏目漱石 「それから」
...返事はそれで沢山だ...
夏目漱石 「それから」
...――これだけ公にしていれば沢山だが――私は別に画家や文展の非難を遣(や)っているのではありません...
夏目漱石 「模倣と独立」
...「弦楽四重奏曲」では第一番のイ短調(作品四一ノ一)を入れたカペエ弦楽四重奏団のコロムビア・レコード(J七六二九―三一)ひと組あれば沢山だ...
野村胡堂 「楽聖物語」
...これで沢山だろう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私は殴られる相手として薄馬鹿な顔をしているのは沢山だ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...もう沢山だわ! お前は箱の中にいるんでしょ...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...逸作であるといふことの吹聴だけで沢山だらうと思はる...
牧野信一 「推賞寸言」
...品物でも本当によいものなら一個でもう沢山だというに等しい...
柳宗悦 「民藝四十年」
...それで沢山だと思うがね」「ハイ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...それに何かちょッとしたものが出来りゃ沢山だ...
吉川英治 「江戸三国志」
...草や木はもう沢山だ...
蘭郁二郎 「火星の魔術師」
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