...京都にお寺の沙弥がたくさんいます...
...彼女は沙弥として修行をつみました...
...このお寺では、子供が沙弥体験をすることができます...
...彼が沙弥の髪を切り、本格的に修行を始めた...
...あの人は沙弥のまま出家を決めたそうです...
...苦沙弥先生が「方程式は其の位で沢山だろう」と乱暴なことを言うのであるが...
中谷宇吉郎 「寒月の「首縊りの力学」その他」
...午後一時までに苦沙弥(くしゃみ)の家(うち)へ来いと端書(はがき)を出しておいたから」「人の都合も聞かんで勝手な事をする男だ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...そりゃちょうどいい苦沙弥にも聞かしてやろうと云うのでね...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...ねえ苦沙弥(くしゃみ)君...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...それから実は水島の事も苦沙弥が一番詳(くわ)しいのだがせんだって妻(さい)が行った時は今の始末で碌々(ろくろく)聞く事も出来なかった訳だから...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...どうしても苦沙弥(くしゃみ)君の旧友とは思えない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...僕も苦沙弥君とは昔(むか)し小石川の寺でいっしょに自炊をしておった事がある...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...苦沙弥君などのように来るたんびに寝ている人を見ると羨(うらやま)しいですよ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...「苦沙弥君、これが二十世紀なんだよ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...苦沙弥先生よろしく御茶でも上がれ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...なあ苦沙弥さん」「ええ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...――おい苦沙弥先生...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...僧ども帰りて後仏が一子羅喉羅(らごら)その時沙弥(しゃみ)(小僧)たりしにかく問うに得た者は足り得ざる者は不足だったと答えた...
南方熊楠 「十二支考」
...不知火の筑紫の綿は身につけていまだは着ねど暖かに見ゆ(沙弥満誓)今日もかも明日香の川の夕さらず蛙鳴く瀬のさやけかるらむ(上古麻呂)丈夫の弓末振りたて射つる矢を後見ぬ人は語りつぐがね(笠朝臣金村)あなみにく賢(さかしら)をすと酒のまぬ人をよく見れば猿にかも似る(大伴旅人)等の歌は...
三好達治 「万葉集の恋歌に就て」
...まだ彼奴(きゃつ)は今年でやっと二十九歳の青沙弥(あおしゃみ)じゃないか...
吉川英治 「親鸞」
...上人に給仕し奉る一沙弥(しゃみ)の私に...
吉川英治 「親鸞」
...若い沙弥たちには...
吉川英治 「親鸞」
...また衆僧・沙弥南門より参入して「東西北幄」に着すとある...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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