...沙金のみだらな媚(こ)びのたくみを...
芥川龍之介 「偸盗」
...一切御沙汰に及ぶ可からざるの由...
太宰治 「右大臣実朝」
...実際の腕力沙汰(ざた)になることはめったになかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...手にさげている槍までが手持無沙汰で...
中里介山 「大菩薩峠」
...この時分は手持無沙汰(てもちぶさた)でさえあればにやにやして済ましたもんだ...
夏目漱石 「坑夫」
...ちょうどその手持無沙汰の起らなければならないと云う間際へ来て...
夏目漱石 「明暗」
...毛布と称するのはもはや僭上(せんじょう)の沙汰であって...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...苦沙弥先生しばらく持っていたが「なるほど」と云ったまま老人に返却した...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...無理に連れ出さうとするのは無法の沙汰ではないか」長谷倉甚六郎の調子は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...少なくとも六個の死体を沙漠に遺棄している...
久生十蘭 「海難記」
...無数の星点ある石や沙や穀粒を...
南方熊楠 「十二支考」
...民さんは無沙汰(ぶさた)をわび...
室生犀星 「生涯の垣根」
...遂にその後長沙の地を守りきれない悲運に会してしまった...
吉川英治 「三国志」
...それぞれな恩賞下附が沙汰されたが...
吉川英治 「私本太平記」
...多少こんな取沙汰がないでもなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...明智討伐に出遅れた柴田勝家にたいする非難もちらちら沙汰されていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...あるまじき不届きな沙汰」「何とも恐れいりまする」「かかる軍紀の弛(ゆる)みが見ゆればこそ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...沙門(しゃもん)の妻(つま)一(ろう)やかな五(いつ)つ衣(ぎぬ)にくるまれて...
吉川英治 「親鸞」
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