...足(あし)には藁沓(わらぐつ)...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...まばらの馬の沓(くつ)の形(かた)を...
泉鏡花 「瓜の涙」
...馬の沓形(くつがた)の畠やや中窪(なかくぼ)なのが一面...
泉鏡花 「瓜の涙」
...昼間雑沓(ざっとう)するだけに...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...あなたは余程(よっぽど)人が悪くなったよ」九十五一日の雑沓(ざっとう)と暑熱に疲れきったような池の畔(はた)では...
徳田秋声 「あらくれ」
...夏夜の雑沓に反して...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...三千代は自分で沓脱(くつぬぎ)へ下(お)りて...
夏目漱石 「それから」
...「馬は銀の沓(くつ)をはく...
夏目漱石 「幻影の盾」
...大宮には登山客が雜沓するだらうから泊らないといふことだけをきめて...
野上豐一郎 「湖水めぐり」
...五左衞門は沓脱(くつぬぎ)から一と突きにされて死んで居るんだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...間違いもなく沓脱の側だろう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...路は来た折よりも更に雑沓していた...
原民喜 「壊滅の序曲」
...ここは闇市の雑沓ぶりで...
原民喜 「火の踵」
...あなたが去年、わたしが、「雑沓」を、書くべきように書けている筈がないんだときめつけていらしたことを思い出して...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あまり一時に多数(あまた)の人を会合させるとかえって雑沓(ざっとう)するからそういう時は幾種(いくしゅ)にも区別して先ず第一は会費二円の食道楽会を毎月一回開く...
村井弦斎 「食道楽」
...十坪ばかりの空地が芋を洗うように雑沓して来る...
夢野久作 「冥土行進曲」
...沓掛(くつかけ)...
吉川英治 「新書太閤記」
...参詣して沓(くつ)を納めて参る...
吉川英治 「宮本武蔵」
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