例文・使い方一覧でみる「沒」の意味


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...義道にも私の抱擁を飛びぬけて...   沒義道にも私の抱擁を飛びぬけての読み方
有島武郎 「秋」

...此地に引移つた永祿三年(一五六〇年)から落の承應三年(一六五四年)までは百年近くなるが...   此地に引移つた永祿三年から沒落の承應三年までは百年近くなるがの読み方
石川三四郎 「浪」

...學者とか教育家とか謂はれる連中の分曉な我田引水論となると...   學者とか教育家とか謂はれる連中の沒分曉な我田引水論となるとの読み方
石川啄木 「文藝中毒」

...重者滅二其門戸及親族一の滅を宋本はに親を宗に作れり亦從ふべし...   重者滅二其門戸及親族一の滅を宋本は沒に親を宗に作れり亦從ふべしの読み方
内藤湖南 「卑彌呼考」

...みそ萩(はぎ)の側(そば)には茶碗(ちやわん)へ一杯(ぱい)に水(みづ)が(く)まれた...   みそ萩の側には茶碗へ一杯に水が沒まれたの読み方
長塚節 「土」

...近頃人も無げに出する怪盜――風の如く去來するから世間では風太郎と言つて居りますが――には全く手を燒いてしまひました...   近頃人も無げに出沒する怪盜――風の如く去來するから世間では風太郎と言つて居りますが――には全く手を燒いてしまひましたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...假りにかかる必然性が理論的確實性を得たとしても、この意味における必然的事實としての死は、單に理論的に從つて冷靜に認識される客體であるに止まり、吾々が自ら生きる生の意義に對しては、原理的には、交渉である...   假りにかかる必然性が理論的確實性を得たとしても、この意味における必然的事實としての死は、單に理論的に從つて冷靜に認識される客體であるに止まり、吾々が自ら生きる生の意義に對しては、原理的には、沒交渉であるの読み方
波多野精一 「時と永遠」

...藝術本來の性質とは交渉である!この二つの見方は...   藝術本來の性質とは沒交渉である!この二つの見方はの読み方
平林初之輔 「政治的價値と藝術的價値 マルクス主義文學理論の再吟味」

...「すつかり頭しました――えゝ...   「すつかり沒頭しました――えゝの読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...そしてそれに應じて意識は我々の現實の生活から益埋し...   そしてそれに應じて意識は我々の現實の生活から益埋沒しの読み方
三木清 「唯物史観と現代の意識」

...救ふ可(べか)らざる分曉漢(わからずや)は別として...   救ふ可らざる沒分曉漢は別としての読み方
水上瀧太郎 「貝殼追放」

...分曉(わからずや)の批評家は...   沒分曉の批評家はの読み方
水上瀧太郎 「貝殼追放」

...逍遙子が詩文に對する却理想は審美上の立言なることは疑ふべからず...   逍遙子が詩文に對する沒却理想は審美上の立言なることは疑ふべからずの読み方
森鴎外 「柵草紙の山房論文」

...逍遙子が「ドラマ」の旨なりとする却理想と逍遙子が「ドラマ」の體なりとする評とは並び存することゝ並び存ぜざることゝありて一樣ならず...   逍遙子が「ドラマ」の旨なりとする沒却理想と逍遙子が「ドラマ」の體なりとする沒評とは並び存することゝ並び存ぜざることゝありて一樣ならずの読み方
森鴎外 「柵草紙の山房論文」

...「ドラマチスト」即理想詩家の義を評詩家とも無理想詩家とも解すべかりしなり...   「ドラマチスト」即沒理想詩家の義を沒評詩家とも無理想詩家とも解すべかりしなりの読み方
森鴎外 「柵草紙の山房論文」

...中ごろ説いたる却理想にもあらざること分明なればなり...   中ごろ説いたる沒却理想にもあらざること分明なればなりの読み方
森鴎外 「柵草紙の山房論文」

...是れ早稻田文學の却理想なりき...   是れ早稻田文學の沒却理想なりきの読み方
森鴎外 「柵草紙の山房論文」

...焉んぞ能く名聲を後世に施して湮せざることを得可けんや...   焉んぞ能く名聲を後世に施して湮沒せざることを得可けんやの読み方
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」

「沒」の読みかた

「沒」の書き方・書き順

いろんなフォントで「沒」


ランダム例文:
子貢   御苦労様   乗艦  

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