...沐浴して衣冠を正し南拝して絶命の辞を書し...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...私(わたくし)も朝(あさ)になれば斎戒沐浴(さいかいもくよく)して...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...骨組を作り先輩の承認を經たので齋戒沐浴して作歌に取り懸かつた...
相馬御風 「校歌「都の西北」と私」
...廿九日、己巳、雨降る、将軍家御平癒の間、御沐浴有り...
太宰治 「右大臣実朝」
...若い男たちが多数入り乱れて沐浴(ゆあみ)をしていた...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...斎戒沐浴(さいかいもくよく)して天に祈り...
田中貢太郎 「富貴発跡司志」
...輕症者たちは沐浴して身を潔め...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...『詩経』に「豈(あ)に膏沐(こうもく)無からん...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...以如二練沐一...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...櫛沐(しつもく)ニ方(あた)リ...
中島敦 「斗南先生」
...即座に沐浴(ゆあみ)梳(くしけず)り...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...櫛風沐雨苦樂を共にして...
濱田耕作 「シュリーマン夫人を憶ふ」
...渚で沐浴をする馬...
牧野信一 「ゾイラス」
...由って英人は頭巾猴(ずきんざる)と呼ぶとはいわゆる楚人沐猴(もっこう)にして冠すの好(よ)き対(つい)だ...
南方熊楠 「十二支考」
...第一には沐浴(もくよく)を必須(ひっす)の条件としていることで...
柳田国男 「海上の道」
...斎戒沐浴(さいかいもくよく)の後...
吉川英治 「三国志」
...沐浴(もくよく)した五体に...
吉川英治 「宮本武蔵」
...月の光の下に沐浴(もくよく)を済まし...
吉川英治 「宮本武蔵」
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