...しずかに海中に沈んでいきました...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...私は闇と沈黙の中に...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...直(ただち)に気(き)は挫(くじ)けて落胆(らくたん)に沈(しず)んでしまった……意気地(いくじ)が無(な)い……人間(にんげん)は意気地(いくじ)が無(な)いものです...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...天下の民みな覇政(はせい)の沢(たく)に沈酔し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...わたしたちの沈黙はもう五分ばかりもつづいた...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...沈んだ調子でこういったなり下を向いた...
夏目漱石 「こころ」
...二つのハンドルでその沈錘(ちんすい)を巻き上げねばならない...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...ようやく横倒しになって沈没してしまった...
久生十蘭 「海難記」
...ラ・メデュウズは絶対に沈まないという確信があったればこそ...
久生十蘭 「海難記」
...気まずい沈黙があった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...いつか二人が花園で沈鐘の歌をうたつたときと同じやうに晴れた春の朝でした...
牧野信一 「駒鳥の胸」
...そして間もなく沈酔を蓄へた奇妙な立像だつた...
牧野信一 「日記より」
......
槇村浩 「ハンニバル雪のアルプ越」
...同じ集の中の「海」などという沈んだちっとも上皮のきらつかない美がある...
宮本百合子 「九月の或る日」
...この様な考えに基いた僕の沈黙は昨日や今日はじまった事では無い...
三好十郎 「俳優への手紙」
...再び炉の側の沈黙が始まろうとするころには...
柳田国男 「雪国の春」
...前途の難を如何にすべき」と、嘆きの声と、沈滅の色は、魏宮中を一時沈衰(ちんすい)の底へ落した...
吉川英治 「三国志」
...炉辺の人々は、心をすまして、彼女の弾(ひ)く平家の一節に、沈黙していた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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