...沃度(ヨウド)に...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...さかしきに汝なにらの暴言ぞ?地味豐沃のリキエーに住へるものゝ一切に...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...などわが素性問ひ正す?遠く離るゝ豐沃の*パイオニエーはわが故郷...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...やがてトロイア豐沃の 215郷に...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...これが吟風梅だ」「その畔道(あぜみち)に小さくなっているのが迷径梅」「それ践草梅」「それ胆雲梅」「そっちのは歌聖梅」「あの一本立ちは無人梅」「池の傍のは沃魚梅」「ははあ...
中里介山 「大菩薩峠」
...沃化銀をまくことが出来るから...
中谷宇吉郎 「雨を降らす話」
...塩化ナトリウム 二七・二一三グラム塩化マグネシウム 三・八〇七グラム硫酸マグネシウム 一・六五八グラム硫酸カルシウム 一・二六〇グラム硫酸加里 〇・八六三グラム炭酸カルシウム 〇・一二三グラム沃化マグネシウム 〇・〇七六グラム合計 三五・〇〇〇グラムというふうに...
中谷宇吉郎 「塩の風趣」
...考えたような肥沃なところへめぐりあえるであろうというはかないのぞみも...
本庄陸男 「石狩川」
...シベリアのより肥沃な諸州の人口は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...地球上における最も肥沃な地方にも拡がることが出来...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...いわんや減少した人口はもちろん主としてその国土のうちより肥沃な部分を耕作することとなり...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...肥沃(ひよく)な...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...その国のドルイド教の僧輩反抗もっとも烈しかったので尊者やむをえずその沃野(よくや)を詛(とこ)うてたちまち荒れた沼となし川を詛うて魚を生ぜざらしめ缶子を詛うていくら火を多く焼(た)いても沸かざらしめ...
南方熊楠 「十二支考」
...和田の「沃土」と伊藤永之介「鶯」など農民文学の双壁ということになって居りますから送りましょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...肥沃(ひよく)にして人馬強く...
吉川英治 「三国志」
...一部分はその肥沃度に...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...もし資本は少いが肥沃な土地は豊富に有っている国が早くから外国貿易に従事していないならば...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...そこには水道や運河で巧みに灌漑された豊沃な耕地があった...
和辻哲郎 「鎖国」
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