...人の決定的な行動は...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「若い僧侶の話」
...よしそれが決定的なことだとしても...
徳田秋声 「仮装人物」
...それが大戦の直前後には決定的なものとなって来たと考えられる...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...この生哲学風のディルタイ的解釈が、学的厳密を誇るフッセルルの現象学と結びついて、云わばハイデッガーの解釈学的現象学となったのだから、この方法の現象学的・意識論的・或る意味では心理学的でさえある特色は、決定的なものだ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...技術こそ最も決定的な要点に触れた基本問題の一つであるが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...ジャヴェルにとってはある決定的なものであって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...殆んど決定的な強さを持つて居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...最後の決定的な問題にかかっている...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...いちばん決定的なことは...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...日毎に決定的な形式を整えて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...そして決定的な場面でダーンリ氏が書類を持って登場した...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...雷蔵下手なりということがついに決定的なものとなり...
正岡容 「寄席」
...農業投資の決定的奨励として考え得る最も決定的なものは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...生活の便宜品及び愉楽品に対し決定的な嗜好が存する場合にもまた...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...どうせ来るべく決定的なものなら予習的に今からさうした場面に馴(な)れ親しんで置くのもよからうと思つた...
宮地嘉六 「老残」
...決定的なものであつた...
三好十郎 「肌の匂い」
...もっとも決定的なことは遠乗りの日の出来事である...
山本周五郎 「菊千代抄」
...一つの決定的な勝利の形にまで具体化することが出来たのは...
和辻哲郎 「鎖国」
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