...休暇中に決めて了つたら可いでせう?』と言つて立上る...
石川啄木 「鳥影」
...また砂時計に依って何時であるかを決めたり...
大隈重信 「東西両文明の調和を論じて帝国の将来に及ぶ」
...とっさに決めたのでした...
田中英光 「オリンポスの果実」
...よって僕はあえて決めつけた...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...飯の時取り決められてあった...
徳田秋声 「足迹」
...僕たちによって戦争の運命が決められるんだ...
永井隆 「長崎の鐘」
...夫人はとっさに心を決めて...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...ついに一身を抛(なげう)って三成に与えるの覚悟を決めたものなのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...公会堂を提供することに決めた...
中島敦 「光と風と夢」
...」父はもう話してゐることに決めてゐた...
中原中也 「その頃の生活」
...出来ない条件を決めるのが大変なのである...
中谷宇吉郎 「低温室だより」
...二人がまだどっちとも決めずにいるうちに...
新美南吉 「最後の胡弓弾き」
...その時分私は大学に入ってから哲学をやることに決めていた...
三木清 「読書遍歴」
...どれが第一の物とも決められない中にも斎院のお作りになった黒方香(くろぼうこう)は心憎い静かな趣がすぐれていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...男女の召使に要する費用は院の御負担とお決めになったのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...決められてでもいたような...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...お腹の決めどきでございまするな...
吉川英治 「私本太平記」
...今が心の決め所じゃ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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