...啓示全体に漲(みなぎ)る所の精神を汲むのはよいが...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...トルストイの眞意を汲むためにも亦必要である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...以て其意を汲むに及びて之を燒棄してゐたるものなるを記せり...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...ここでも住民はテムズ川から桶で水を汲む以外に方法の無いことはその家を訪ねて確かめた...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...およびテムズ川から直接にまたは潮水が入る溝から桶で汲む貧しい人たちに限られたであろうと...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...夜の明けるのを待ちかねて、水を汲む、水が濁つてゐる、さびしい色だ、何となく心が重苦しい...
種田山頭火 「其中日記」
...男役(をとこやく)に彼は水汲む役を引受けた...
徳冨盧花 「水汲み」
...知らずに汲むのか」こう言われたけれども井戸端では...
中里介山 「大菩薩峠」
...ひつそりとした隣の座敷からは茶碗へ湯を汲む音さへはつきりと私の耳に響くのであつた...
長塚節 「隣室の客」
...かの宗祇およびその流れを汲む連歌師らは...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...お互いに汲む時も同君は...
正岡容 「わが寄席青春録」
...高岸上より長棒の端に付いた瓢箪で汲むから...
南方熊楠 「十二支考」
...池水を取り汲むに...
南方熊楠 「十二支考」
...売る声、呼ぶ声、語る声、笑う声、それに食べる声、飲む声、雑然たる騒音の中に、着る物、容(い)れる物、汲む物、煮る物、飾る物、切る物、ありとあらゆる雑具が売られる...
柳宗悦 「全羅紀行」
...彼は水を汲むのを止めてその白い高まつた胸と顏とを眺めてゐた...
横光利一 「悲しみの代價」
...其れを轆轤仕掛(ろくろじかけ)の釣瓶(つるべ)で汲むのである...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...漢室のながれを汲む家...
吉川英治 「三国志」
...一流一派を称しだした茶宗(ちゃそう)の流れを汲む各地の小茶人達であった...
吉川英治 「新書太閤記」
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