...――炎暑の甚しい東京に汪洋(おうよう)たる長江を懐しがっている...
芥川龍之介 「長江游記」
...汪精衛閣下が絵に対してもなかなか深い趣味を有して居られるということがうかがわれて頭がさがるのを覚えた...
上村松園 「余齢初旅」
...このように国内が活気汪溢(おういつ)していて...
太宰治 「惜別」
...汪士秀(おうししゅう)は盧州(ろしゅう)の人であった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「汪士秀」
...汪は叟をじっと見た...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「汪士秀」
...汪はまた残りの一つを投げた...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「汪士秀」
...暗緑色の石狩川が汪々(わう/\)と流れて居る...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...汪紹生は他のことを考えてるのでありました...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...汪紹生にとって危険でありました...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...汪紹生は振向きましたが...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...汪紹生は殆んど口を利きませんでした...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...汪紹生は潜思的な固い顔を少しも崩さず...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...提要の作者や汪中は...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...汪克児(オングル)(合爾合(カルカ)姫の手を取る)さ...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...成吉思汗(ジンギスカン)(汪克児(オングル)がきりきり舞いをすればするほど...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...汪克児(オングル)巴剌帖木(パラテム)! これ――!と眼配(めくば)せして止める...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...汪淇(おうき)模写山水一巻(模写)一...
正岡子規 「病牀六尺」
...毎誦汪遵詩...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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