...」三 或女の話わたしは丁度(ちやうど)十二の時に修学旅行に直江津(なほえつ)へ行(ゆ)きました...
芥川龍之介 「貝殼」
...直江津なる友人へ急用の端書(はがき)を出すためである...
伊藤左千夫 「浜菊」
...コレラ菌がまかれたことはわりあい早く直江津の町に知れわたった...
海野十三 「空襲警報」
...目ざしてゆくのはこの直江津から南へ五キロほどいった高田連隊の高射砲隊だった...
海野十三 「空襲警報」
...この直江津の町に食いついているのだった...
海野十三 「空襲警報」
...後にしてきた直江津の町は...
海野十三 「空襲警報」
...直江津の姉露子と可愛い正坊が...
海野十三 「空襲警報」
...直江津から北越鉄道に乗換えて長岡を越えて三条あたりまで行った頃かと思う...
大杉栄 「続獄中記」
...佐渡旅行のついでに高田と直江津とに寄って八月十七日夜上越地方の青年有志と座談会を開いた...
戸坂潤 「『唯研ニュース』」
...直江津(なおえつ)までしか汽車のなかった時分の...
長谷川時雨 「市川九女八」
...日本海に面した直江津(なおえつ)と云う小さい小港だった...
林芙美子 「新版 放浪記」
...だがそれは、問題にならずに、直江津に着いた...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...直江津の初秋! それは全く...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...船長は直江津の艀船(はしけ)の腑甲斐(ふがい)なさを...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...九歳の時に直江津(なおえつ)の港を出た限(き)り...
牧逸馬 「上海された男」
...寛政の初年に阿波(あわ)からセンバという機械を直江津(なおえつ)に持来(もちきた)る...
柳田国男 「木綿以前の事」
...直江津方面へ行く汽車を待つてゐた...
吉江喬松 「霧の旅」
...やがて直江津の国府に庵を結び...
吉川英治 「随筆 新平家」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??