...直江津(なおえつ)の町へ入った...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...長野から直江津を経由して富山へ出れば一日で楽々と行けるが...
石川欣一 「可愛い山」
...但(たゞ)し倶利伽羅(くりから)の嶮(けん)を越(こ)す――其(そ)の伏木港(ふしきかう)から直江津(なほえつ)まで汽船(きせん)があつて...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...直江津(なほえつ)まで...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...直江津なる友人へ急用の端書(はがき)を出すためである...
伊藤左千夫 「浜菊」
...直江津なる杉野の所へ今日行くという電報を打つ為に外出した...
伊藤左千夫 「浜菊」
...直ぐに直江津に同行せよと勧め...
伊藤左千夫 「浜菊」
...目ざしてゆくのはこの直江津から南へ五キロほどいった高田連隊の高射砲隊だった...
海野十三 「空襲警報」
...直江津の全町は、まったく闇の中に沈んでいた...
海野十三 「空襲警報」
...直江津の町がここだと敵機に知らせたわけだった...
海野十三 「空襲警報」
...佐渡旅行のついでに高田と直江津とに寄って八月十七日夜上越地方の青年有志と座談会を開いた...
戸坂潤 「『唯研ニュース』」
...直江津(なおえつ)までしか汽車のなかった時分の...
長谷川時雨 「市川九女八」
...直江津(なおえつ)でほうり上げられた悲惨な話を...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...だがそれは、問題にならずに、直江津に着いた...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...船長は直江津の艀船(はしけ)の腑甲斐(ふがい)なさを...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...直江津の町は、沖から見ると、砂浜から、松がところどころに上半身を表わしていて、街(まち)はほとんど、その姿を見せないようなところであった...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...ナンバンらが「出し抜いて」直江津の...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...九歳の時に直江津(なおえつ)の港を出た限(き)り...
牧逸馬 「上海された男」
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