...速に江戸表へ來るへし...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...「わしは、徳川倒壊のために、西郷吉之助等と、力を合せて、江戸表にて、事を起そうと企んでおる...
直木三十五 「南国太平記」
...所用にて江戸表へ参り候節はそれとなく心を付けをり候へども...
永井荷風 「榎物語」
...この広い江戸表へ道場を開きなされても立派に師範で通ろうものを……こうしていつまでも日蔭者同様の身ではねえ」「いまさら愚痴(ぐち)を言っても追っつかぬ...
中里介山 「大菩薩峠」
...江戸表へでも落ちようというんでございましょうが...
中里介山 「大菩薩峠」
...江戸表へ急の旅立と偽って桝形門を抜け...
夢野久作 「斬られたさに」
...やがて江戸表(おもて)護送(ごそう)となって...
吉川英治 「江戸三国志」
...江戸表へ同道するものと決め込んでいるらしい...
吉川英治 「江戸三国志」
...駒木野番所から江戸表へ差立ててあるので...
吉川英治 「江戸三国志」
...おりんや」「はい」「次郎はもう江戸表へ着いて...
吉川英治 「江戸三国志」
...浪人暮らしでもあるまいから江戸表へでも乗り出そうとはかねて相談していたところだが...
吉川英治 「剣難女難」
...江戸表の事変当時...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...江戸表の友達が食べたいというのです』そう云って一学は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...江戸表のお千絵という娘から...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...「どうしたのじゃ? 江戸表へまいって以来...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...江戸表にいるうちは...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...与平」「実は……江戸表から今日」「待て待て」「……はっ」「ゆるりと聞こう...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...江戸表の桜田門で...
吉川英治 「旗岡巡査」
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